2018年9月17日月曜日

月曜朝の悪夢


昨日は久しぶりで温泉に浸かって、全身マッサージしてもらっての、ほどよい疲労。夜10時ぐらいには、早々と就寝。

ところが、もう50代の半ばも過ぎると、こんな寝方したら大抵早朝に目が覚めてしまうもの。今朝も案の定、4時過ぎぐらいに半覚醒状態。まだ真っ暗だし、もう一度眠りにつけなくても、ベッドから起き上がる気力もなし。いつのまにかウトウトして、嫌ぁ〜な夢を見てしまいました。

大学を卒業後入った会社に28年。早期退職して、もう6年目だと言うのに、未だに見るサラリーマン時代の夢。楽しかったり、充実した日々もいっぱいあったはずなんですが、夢に見るのは、退職直前の辛かった職場や、最悪だった上司のことばかり。

夢のことなので、ちゃんと筋が通ったストーリーがあるわけではなく、いろんな場面が断片的に次から次へ。わりとはっきり覚えているのは、通勤のシーン。雨の降る月曜日の朝、なぜかいつも乗る電車が、目的とは反対方向に走り出し、焦りまくっているというもの。

その上、乗り換えた大きな駅(梅田?)では、乗ろうとする列車のホームが見つからず、またもや焦る。そのくせ、自分はもう退職したことは意識にあって、どうしてまた、通勤しようとしているのか訝しむという、実に疲れる夢でした。

ようやく明るくなった窓から、朝日に照らされた椰子やバナナの葉っぱを見て、ネグロス島の自宅にいると気づき、安堵のため息を吐く始末。我ながら、よっぽど深いトラウマになっている。

今にして思えば、勤め人時代最後の5年間ぐらいは、羽化に備えた蝶が蛹になって、自由に飛び回れるようになるのを、ひたすら待っていたような時期でした。抑鬱と小康状態を繰り返し、何度も休職。50歳を機にフィリピンに移住する、具体的な計画がなければ、最悪の選択をしていたかも知れません。

また、会社にとってもお荷物以外の何物でもなかった。曲りなりにも5年余り、放り出さずに様子を見てくれたことを考えれば、決して悪い会社でもなかったんでしょう。

それにしても、もう出社拒否をする必要もないというのに、やっぱり悪夢は月曜日の朝。人生の半分以上を、このライフスタイルで通してしまったので、バイオリズムのパターンが、刷り込まれてしまったようです。まだまだ南国でのメンタル・リハビリテーションが、終わってない感じですね。


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