2018年9月28日金曜日

頑張れ、ネグロスのクレープ屋さん

4ヶ月ほど前に、このブログで紹介した、若き日本人起業家タカさん。今日はその続編です。

当初の予定から1ヶ月ほど遅れの8月12日、ようやく開店に漕ぎ着けた、フィリピン初の日本式クレープ屋さん「チバ・スィーツ・ジャパン」。チバは、タカさんの出身地、千葉県のチバ。


本当はすぐにでも、バコロド市内のお店を見に行きたかったんですよ。でも開店当日はこちらの都合が悪く、次の週末と思っていると、今度はタカさんが在店してない。クレープ屋さんだけでなく、英語学校のマネージャー兼務なので、ご多忙の様子。

たまたまタカさんと共通の知り合いが二人、日本から来ていたので、タカさん不在のまま、9月初旬の日曜日、ようやく顔を出しました。

大型ショッピングモールのロビンソンズから、少し離れた場所に、新規オープンした小規模な飲食店中心のフードコートのようなスペース。大通りから脇道に入った一角なので、やや分りにくいのが難点。日曜日の午後の割には閑散といしていて、お客さんは私たちだけ。後で聞いたら、場所柄なのか、週末はこんなものだそうです。どっちかと言うと、勤め人が行き交う平日の方が、商売になるらしい。

ピンクに統一された店内は、想像よりも綺麗ながら、手狭な感じは否めません。詰めても10人入れるかどうか。注文したクレープやパフェは、どれも美味しかったし、値段も手頃。味付けはずいぶん研究してましたからね。


ただ、円錐形の手で持つ形式は、やや食べにくい。クレープの皮は柔らかめだし、中のアイスクリームは溶けてくるし。おそらくコストの問題があるんでしょうけど、正直なところ、お皿に乗せて、フォーク・ナイフで食べたくなりました。

もう一つ改善した方がいいと思ったのは、調理スピード。生地を焼くところから、お客さんに見える場所で実演するのは、いいアイデアなのですが、どうにもスタッフの手つきが怖々やってる感じ。手際よくやれば、なかなか見応えのあるパフォーマンスになる筈が、かなりもったいない。



フィリピンの人にすれば、見たことのないクレープの調理風景で、これだけで大きな売りポイント。もっと訓練しないといけませんね。単純に、待ち時間が長くなってしまうのもありますし。

とまぁ、ごく少額ながら投資した経緯もあるので、スィーツなのに辛口な感想になってしまいました。それにもう4週間ぐらい経ったので、タカさんがすでに手を打ったかも知れません。今度はタカさんがいる時に、もう一度お邪魔しましょう。

いずれにしても、大事な最初の店舗。何とか経営を軌道に乗せていただいて、もっとメジャーな場所に、2号店、3号店をオープンさせてもらいたいもの。頑張れ、ネグロスのクレープ屋さん。


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