2018年9月6日木曜日

やっと、ジョリビーが来る

今年(2018年)3月、私の住むネグロス島シライ市にオープンした、初めての大型ショッピングモールのガイサノ。

当初に投稿した通り、期待外れの品揃え。さすがにネグロスの田舎街でも、これだけ経済が活況を呈すると、安かろう悪かろうの旧態依然とした商売は通用しません。しかも、本当にお金のない人たちにとっては、中途半端に高い値付け。結局、大賑わいだったのは開店当日のみで、たまに土日のお昼に覗いても閑散とした店内。

本来ならば、テナントに入るエース・ハードウェア(大手の建材屋さん。日本のコーナンに相当)や、家電量販店など、それまでシライにはなかった業種の店舗が、集客力を発揮するはずでした。ところが「Coming Soon」の張り紙ばかりが目立って、内装工事に取り掛かる様子もなく、空きスペースを放置。こういうのは、本当に印象が良くない。

そして、2ヶ月経ち、3ヶ月経ちで、そのテナントがポツポツと店開き。ただ、単発な上に派手な宣伝をするわけでもなく、周知徹底されないもんだから、せっかくの「シライ初」も、イマイチ効果が薄い。戦力の逐次投入(つまり、小出し)という、マーケティングでも本物の戦争でも、一番やってはいけない悪手。

売り上げも伸びないらしく、オープン時から警備員として働いていた、知り合いのジェイクくん。いつの間にか見なくなったと思ったら、給与の未払いが続いて、早々に辞めちゃったんだそうです。

そんな景気の悪い雰囲気を吹き飛ばそう、とばかりに、一週間ほど前、「9月15日、ジョリビー・オープン」の看板が、市内の目抜き通りに掲げられました。言わずと知れた、フィリピン最強の外食チェーン、ジョリビー(Jollibee)。マクドナルドもケンタッキーも、フィリピン国内では、この赤い蜜蜂の敵ではありません。


出典:Pinoy Box Break

ただ、ガイサノ内のジョリビーだけでなく、同じ通りに面して、ほんの1kmぐらいの場所に、もう一軒が準備中。こちらは、前にあった商業施設を更地にして、新店舗を建設するそうで、ドライブ・スルーも併設。こんな小さな街に2軒、しかも至近距離にオープンなんて、いくら人気のジョリビーでも、勝算はあるんでしょうか?

それはともかく、ここなら我が家から歩いても10分。(普通のフィリピン人は歩かないですが)わざわざ隣街のバコロドまで、食べに行こうとは思わないけれど、こんなに便利な場所なら、たまに家族で...というのもアリ。ということで、開店当日にまたレポートしますね。


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