2018年10月31日水曜日

5年で家電製品の危機

2013年4月に日本から、ここネグロス島シライ市に引っ越して、1年間の借家住まい。日本からは衣類や食器、書籍は日通の国際サービスで運んでもらったけれど、さすがにベッドやソファ、洗濯機に冷蔵庫など、かさ張るものは捨てたり、リサイクルに回して来ました。なので到着早々に、家具と一緒に結構な量の家電製品を一気買い。

そして、ある程度予想はしてたものの、フィリピンで売られている耐久消費財って、本当にすぐダメになる。まず、停電時用の充電式ハンドライトが、1年かそこらで軒並み使用不能。ただ通電しないだけなのはまだマシで、コンセントに差し込むと焦げ臭いし煙は出るし。危ないって。

エレクトロラックス製の電子レンジは、2年でオシャカ。サークラインを使った照明器具も4つ壊れたし、携帯式のスピーカーや、壁掛け時計などなど...。一番腹が立ったのは、10年以上保つはずLED電球がすぐダメになったこと。それ以来、安い白熱球しか買わなくなりました。

5年経った今でも元気に稼働しているのは、冷蔵庫と洗濯機、エアコンなどの大物家電。電気給湯器2台と大画面液晶テレビ。ほとんど日系メーカーで揃えましたからね。ところが意外に寿命が短かったのが、7台まとめて購入した扇風機。全部パナソニック。

いきなりブチッと壊れるのではなく、今年(2018年)の後半辺りから、だんだんの風力が弱まってきました。8月にはメイド部屋用のが、ついにお亡くなり。相次いで子供部屋のも。そして他に2台が危ない状況。

まぁ、こちらの扇風機は、パナソニックと言えども現地向けに調整されていて、日本ならば1=弱、2=中、3=強のところが、1=強、2=さらに強、3=最強、みないな感じ。臨終間近の息も絶え絶えぐらいが、私には調度いいぐらい。

よく考えてみたら、年中使っている扇風機。単純に考えて、日本での使用に比べて、2〜3倍は負荷がかかってる。5年も経てばガタがくるのは、仕方がないのかも知れません。メイド部屋のは、たいてい夜も付けっぱなしでしたからね。オフタイマー付きの製品がまず売ってないし。


2世代目の扇風機を購入

ということで、これからフィリピンに長期滞在とか、永住をお考えの皆さま。家電製品(に限りませんが)を購入検討の際には、多少値が張っても、名前の通ったブランドのものを選ばないと、かなりの確率で後悔することになりそうです。

「安物買いの銭失い」なんて、日本ではほとんど死語のような格言が、フィリピンではすごいリアリティでまだ現役ですから。


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