2018年10月17日水曜日

再入国許可と永住ビザ


機窓から見たカンラオン山と
バコロド市街地

昨日は先週に続いて、更新されたパスポートを受け取りに、セブにある日本領事館へ。例によって、朝3時半起き。5時のフライトに乗って6時過ぎにはマクタン・セブ空港に到着。

今回は、ほんの少し飛行機の到着が遅く、そのため空港からセブ市内へは多少の渋滞につかまりました。なので、空腹を抱えてカフェの開店時間を待つ必要もなく、朝食のために、領事館隣のアヤラ・センター内にある、UCCカフェテラスへ直行。UCCとは、上島珈琲カンパニー。日本人にはお馴染みの、懐かしいロゴの入ったお店で、日本のちょっと高級な喫茶店と同じ味、同じサービス。




トーストに目玉焼きとベーコン、サラダの付いたモーニングサービスみたいなメニューと、ホットコーヒーを頼みました。わざわざ日本産の食パンを使ったり、ネグロスではまずお目にかからない、熟れて甘みのあるトマトのスライス。そしてお値段も日本並みの450ペソ(約1,000円!)。それでもフィリピン人と思しきお客さんもいたので、やっぱりこの国は好景気なんですね。

さて、主目的のパスポート受け取りは、10年用の更新料、7,150ペソ(約15,000円)を支払って、瞬殺で完了。まだ午前9時にもなってない。あとは、夕方のフライトまでひたすら観光、と言いたいところですが、昨日はミッションがもう一つ。

私のパスポート同様、家族での一時帰国で発覚した、家内の日本再入国許可の期限切れ。今年(2018年)の3月までだったんですよね。それとは別に、家内は日本の永住ビザを取得済み。こちらはまだ来年の11月まで大丈夫。永住なんだから再入国許可は何とかなるのかと、勝手に思い込んでおりました。

ところが家内が、以前の仕事で知った、日本の旅行代理店に確認してみたら、どうも永住ビザの有無とは関係なく、入国用にはビザが必要なんだとか。この代理店は、マニラやセブにオフィスがあって、日本への渡航者向けに代理でビザ取得のサービスも行っている、フレンドシップツアーという会社。そこで、私が家内のパスポートや再入国許可延長の申請書類を持参して、セブ市のお隣、マンダウエ市内のフレンドシップツアーの窓口へ。

対応してくれたのは、40代前半ぐらいの日本人女性のスタッフ。たいへんしっかりしていて、物腰も丁寧。UCCの朝食と同様、こちらも久しぶりの日本クオリティ。

よく聞くと、再入国の延長は期限内じゃないと不可。そりゃそうでしょうね。また、一般には永住ビザと呼ばれていても、正しくはビザ(査証)ではなく、日本国内に住む権利を認めたもの。確かに家内の在留カードのどこにも「査証」の文字はない。

なので、入国するには、やっぱり何らかのビザを取り直す必要がある。一時帰国で滞在期間はせいぜい2週間程度なので、観光ビザを申請することに。でもこの場合、渡航予定日の3ヶ月前からしか申請書を受け付けない。必要書類のリストだけもらって帰るしかありませんでした。

それにしても、こういう話は、セブの領事館で教えてくれるのが筋だと思うんですけど。そちらでは、管轄が入国管理局なので分からんと門前払い。マニラの大使館では対応できるそうですが、なんともお粗末。日本政府の接客対応が、日本クオリティじゃないのは皮肉なことです。

やや消化不良な感じを残しつつ、セブでの各種手続きは一応完了。それでもまだ午後1時過ぎ。残り4時間何しようと思ってたら、有難いことに、セブ在住の日本人のフェイスブック友達から、時間があるなら、会って話をしませんか?とのお誘い。

ということで次回は、このお友達とのオフ会について投稿します。


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