あちこちから、 いまさら何を言ってる?と突っ込みが入りまくりそうですね。
正確に言うと最近始めたんじゃなくて、何年も前から使ってたツイッター。でも、お世辞にも使いこなしているとは言えない、ROM(読むだけ)ユーザー。各方面で著名な人を、ただ追っかけてるだけの、情報収集ツールでした。
ところが、今年(2021年)の初めぐらいからフォローし始めた、マニラ在住の日本人ビジネスパーソンの方。フィリピン在留邦人ならば、知らない人はまずいない「まにら新聞」の代表者。日々、紙面を飾るトップニュースに短い解説をつけて、ツイートいただいてます。
細かい経緯は忘れましたが、リプライかリツイートに返事をいただき、以降相互フォロー。その方を通じて、マニラやセブ、その他フィリピン各地在住の日本人の方々のつぶやきに接する機会が激増。
以前フェイスブックでも、かなりの数のフィリピン在留邦人や、日本在住ながらフィリピン人配偶者がいるなど、この国と縁の深い人たちと知り合いになりました。ところが、だいたい私と同年代か年配の男性で、娘ほど歳の離れたフィリピン女性が妻というお決まりのパターン。
還暦間近のオっさんである私が言うのも何ですが、この属性に当てはまる日本人って、嫌中・嫌韓に加えて、フィリピン人を見下す傾向がやや目立ちます。単に同族嫌悪なのかも知れませんが、タイムラインに、その手の記事がずらりとシェアされてると、ドン引きで速攻ブロック。
念の為に書いておきますと、日本のオジさんが若いフィリピン女性を妻にすること自体、悪いんじゃないですよ。ただその場合、経済的に恵まれず満足な教育を受けられなかった人がお相手になりがち。結果的に、その友達や親戚との付き合いだけが元になって、一面的で、かなり歪んだフィリピン像を持ってしまうのが問題だと思います。
その点ツィッターの場合、ハブとなった人が実名で、私よりずっと若い、現役バリバリの経営者。ツイート内容もバランスが取れてるし、間違えても罵詈雑言をつぶやいたりしない。
やっぱりそういう人とつながるのは、ネットリテラシーが高く、礼儀をわきまえた人ばかり。おかげさまで、私のフィリピンでの交友関係(と言ってもネット上だけ)で欠落していた、マニラやセブ在住の私より若い邦人、特に女性の方々と知り合う機会を得ました。
いまだにフィリピンに住む日本人って、若いフィリピーナに騙された男ばかりという色眼鏡で見る人もいます。確かに1980〜90年代前半ぐらいなら、そんな人も多々いたでしょうけど、時代はとっくに変わりました。
留学やボランティア活動がきっかけでフィリピンが好きになり、この地で仕事やパートナーを見つける若い日本人が、私の想像以上の数。閉塞感著しい日本を飛び出して、フィリピンに新天地を求めるバイタリティは、どちらかというと女性の方が旺盛なぐらい。
さて、こうなって来ると気付くのが、ネグロス島在住日本人の発信って、コンテンツとして見たら意外と面白いらしいということ。ネグロスからテレビやネットで見るマニラ首都圏って、まるで同じ国とは思えない感じですが、逆から見れば、ネグロスこそフィリピン離れした離島。天候も言葉も文化も、ずいぶんと違うんですよね。
ということで、本当にいまさらながらSNSの面白さに目覚めて、ツイッターだけでなくインスタグラムにまで手を出してしまいました。おかげで、そっちですっかり時間を溶かす毎日で、イラスト描きやこのブログがなおざりになっている今日この頃。
そろそろブログ投稿頻度を二日に一回へ戻さないと、ツイ廃への道まっしぐらになりそうです。