2021年8月1日日曜日

なぜか速いぞ180Mbps

 先週の木曜日(2021年7月29日)、やっと来たPLDT(フィリピン長距離通信 / 電話会社)の担当者。これは、先日我が家に導入した光ネット敷設作業の続きで、一階に仮設置したモデムを、本来の要望である二階に移動する件。

最初からそうしてくださいと頼んでたのが、二階へのケーブル引き回しができないから、配線工にやってもらってくれ →配線工は配線だけして、モデムに繋ぐ光ケーブルの加工が、道具がなくてできないから、PLDTに頼んでくれ →PLDTに連絡したけど、1ヶ月以上放置、となっておりました。

2週間過ぎたぐらいから、このままでは埒が明かないと思い、不具合が出たから早く来いと、家内経由でマキを入れて、そこから3週間経ってやっと来たのが二人組の修理担当。本当なら担当違いなんでしょうけど、ケーブルの先端にソケットを取り付けてモデムに繋ぎ、不要になった一階の配線を回収するだけのこと。案の定、ものの30分もせずに作業は完了しました。

もう毎度のことで、敢えて書くのも気が引けますが、日本だったら当日に全部済むような仕事が、申し込みから数えるとほぼ2ヶ月。早期退職で毎日が日曜日の私ですら、忍耐力の限界を試されている日々なので、こっちでビジネスしている邦人の方々には、心から同情いたします。

さて作業完了後、担当者を帰す前に必須なのが確認。すぐさまスマホを取り出して、ネット速度を見たところ、これが何と94Mbps(秒速94メガバイト)。100Mbpsの契約とは言え、それは条件が最高の時の理論値みたいなもの。調子が良くてせいぜい80Mbps台だったので、驚きました。

それだけではなく、その後パソコンでSNSを閲覧したら、明らかにページの再描画がすごく速く感じる。もう一度測ってみると、180Mbps!700~800Mbpsぐらいは出るという日本であっても、それははっきり言ってオーバークオリティ。おそらくこの速度ならよっぽど特殊な使い方をしない限り、YouTubeやNetflix見るぐらい全然問題ありません。



ただし、時間帯によってずいぶん差が出るのは、さすがのフィリピン・ネグロス島。週末の夜などに測ると一気に1/10ぐらいに速度が落ちて、16〜17Mbps程度の時もあります。まぁ、それでもナローバンド時代の、下手すれば1Mbpsを切るような状況に比べれば雲泥の差ですけど。

ということで、今回の契約が3年縛りなので、年季が明けた頃にはプロバイダーの乗り換えを視野に入れおります。実はPLDT、Globeに続く、フィリピン第三の通信会社DITO(ディト)が、ここネグロス島のシライ市内でもサービスを開始しました。

大統領のネットでのプレスカンファレンスの通信が切れた時、PLDTじゃなくてDITOにすれば良かったと、ジョークとも本気とも取れるような発言があるぐらいのフィリピン。速さに加えて、サービスの質がもう少しマシになれば、この国の居心地もずいぶんと改善されるんですけどねぇ。



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