2024年2月12日月曜日

アクシデント三連発

 週末金曜日の2月9日は、春節で全国が休日となったフィリピン。それも過ぎてもうすぐバレンタイン・デーという今、やっと今年(2024年)2本目の投稿です。前回は、ネタが無くなってきたので「週刊」にしようかなんて書きましたけど、どうも「月刊」すら怪しくなってきました。正直に言うと、無くなってきたのはネタよりも集中力なんですよね。

このブログだけでなく、リアルの生活でもあちこちで言いまくっている、自分の還暦について。やや白髪が目立ち始めたものの、まだまだ毛染めの必要がない頭髪と、日々の自転車漕ぎや筋トレのお陰で腹が出てないせいか、ここフィリピンにあっては、20年はサバを読める年齢。でも六十余年の歳月が過ぎ去ったのは厳然たる事実のようです。

やっぱり、50代以前と同じ体力ではないので、何をやっても長めの休憩が不可欠。自分で料理して食事を終えると、つい横になってしまって寝落ちもしばしば。気がつくとブログを書く時間もやる気も失せている始末。

フィリピン移住以来の趣味であるイラスト描きと、コロナ禍の外出禁止が契機で始めたボイス・トレーニング、週一のイロンゴ語レッスン及び宿題準備もあります。そして前述の筋トレなどは続いているので、今までがやることが多過ぎたのかも知れません。まぁ、ついSNSやネットフリックスで時間を溶かしたりしてるのも、大きいんですが。

実は、体力や集中力だけでなく、昨年末にはマジで年齢を感じる出来事が連続しました。と言うのは、転倒二回に調理中の怪我が一回。

最初は自転車。何もないところで転んだのではなく、近所の家で放し飼いにされている犬が2頭。朝、私が機嫌良く自転車漕いでると、こいつらが突然吠えながら追いかけて来たんですよ。ただの威嚇なのは分かっていて、そのままやりすごせば良かったものを、ついカッとなって急反転して逆に追いかけてやろうとしたら、バランスを失って派手に転倒。左の肘と膝を擦りむいてしまいました。病院に行くような怪我ではなかったものの、擦過傷ってなかなか治らず、完全にかさぶたが取れるまで3週間ぐらいかかりました。

その後、イロンゴ語レッスンで、家庭教師のバンビに「犬に吠えられて自転車でコケた」と言ったら「狂犬病の予防注射はしましたか?」と真顔で心配されてしまった。もちろん犬に噛まれたのではないんですが、ちょっと話を端折りすぎましたね。

次に転んだのが寝室。最近小用が近くて、時々まだ暗い時間に目が覚めてトイレに行くことがあって、その日も午前3時頃にゴソゴソ起きだしました。いつもと違ったのは、ズボラして枕元の灯りを点けなかったこと。そしたら寝床に戻る際に蹴つまずいて、ベッドサイドに置いたキャビネットの角っこに顔面を強打。まるでパッキャオのパンチを喰らったように、頬骨のあたりから出血して、痛みのあまりそのまましばらく、うずくまるほど。

仕方がないので家内を起こし、赤チンを塗ってもらいました。恐る々る鏡を見たら、案の定そこには、負け試合直後のボクサーが。朝になっても痛みがひどいようなら、病院行きかと心配しましたが、幸いただの打撲で済んだようです。ただ、軽く眼底出血したようで、明るいところで蚊が飛んでいるように見える「飛蚊症」状態。これも次第に薄くなって、今ではほとんど気にならなくなってます。

そして最後が、調理中の怪我。最低でも月に一回は作っているお好み焼きで、キャベツを刻んでいる時のこと。これもいつもと違って、日本のアマゾンで買って配達してもらった新しいピーラー(皮むき器)のデビュー。すごく切れ味が良くて嬉しがってキャベツの千切りを量産中、キャベツを持っている方の手の小指が刃先触れてしまいました。

これが、ほとんど痛みを感じなかった割には、自分でも驚くほどの出血。大急ぎで洗浄して、バンドエイド二枚で止血。そのまま調理は続けましたが、後になってジンジンする痛さ。傷口は小さくて目立たないほどなのに、相当深く切っていたらしい。ただ、擦過傷と違って、数日で傷は塞がりました。

というわけで、いろいろ痛い目にあったので、今年の抱負は「無理をしない」に決定。それでなくても医療面で不安材料の多いフィリピン。いくら若く見えても、不注意からの怪我や病気は避けた方が吉。フィジカルな面だけでなくメンタルも同様。旧正月も早々に、言い訳から入ってしまいました。でもこのブログは、もうちょっと頻繁に更新しますね。1ヶ月以上も放置したので、一応ネタはいくつかありますので。



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