2013年12月9日月曜日

これが常夏

まだ初心者のフィリピン住人の私は、人生初の常夏を経験中です。最近は世界のどこに住んでも、インターネットやフェイスブックがあるお陰で、友達の動向がリアルタイムに知ることができて、ここ最近、日本では紅葉や寒さの話題が多い。こうなると、世界中にはいろんな気候があるのだと、つくづく感じます。日本から飛行機でわずか三時間半で来られる距離なんですけど。

日本だけでなく、アメリカのニュージャージーや、ハンガリーのブダペストにも友達がいるので、温度差はさらにすごいことに。もともとあまり寒さには強くない方だったので、大阪の寒さですら憂鬱になるほどでした。だから四季が恋しいとか、寒くなってほしいとは全然思いませんが、ここまで気候が単調だと、何か変わってほしいという贅沢な愚痴も出て来ます。

思えば4月の最初に引っ越した時、フィリピンは暑さの盛りで、子供はいきなり二ヶ月の夏休み。(フィリピンの学校では4〜5月が丸々お休み)それでも大阪の酷暑に比べれば、昼間は同じくらいか少しマシで、朝夕は20度近くまで下がることもあって、かなり凌ぎやすい。今は暑いとは言っても最高気温がせいぜい30度までなので、これで文句を言ったら罰が当たるかも知れませんね。


12月の入道雲

しかし何でこんなに飽き飽きした感じになるのかと、よく考えてみると、気候だけでなく、食べ物に変化がないのが一番の原因だと思い当たりました。お米も野菜も果物も、年に三回も四回もできるので、市場に並ぶものは、ず〜〜〜〜っと同じ。魚も年末になったからといって、いつもと違うものがあるわけでもない。考えてみたら、クリスマスでも誰かの誕生日でも、パーティのご馳走のメニューは、だいたい決まってますね。別にフィリピン料理がまずいと言いたいわけではないのですが、「旬の食材」がないのは、やはりちょっと寂しいものです。


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