2014年12月20日土曜日

クリスマスのために生きてる

9月の初めからショッピングモールや、気の早い人たちの家ではクリスマスの飾り付けが始まり、FMから流れる音楽は、少しづつクリスマスソングの頻度が増えてきます。去年も同じようなこと書きましたが、ほんとにどこまでフィリピン人はクリスマス好きなんだか。

当日が過ぎても翌年の1月いっぱいぐらいは、まだツリー飾ったままなので、5ヶ月間、ほとんど1年の半分はクリスマス気分で過ごしていると言ってもいい。なんと敬虔なクリスチャンと誤解するかも知れませんが、これは断言できます。お祭り騒ぎが好きなだけだと。

いよいよ12月に入ると、ほぼ毎晩どこかで「フィエスタ」と称するどんちゃん騒ぎがあります。野外ディスコだったり、野外カラオケ大会だったり。それも夕方から明け方まで。だいたい「バランガイ」と呼ばれる町内会みたいな行政単位ごとにやってるみたい。馬鹿でかいスピーカーを設置して、周囲半径数キロは重低音が響きわたる。

去年まで住んでいた仮住まいの借家は、どう閉めても隙間が開く窓で、騒音を防ぐ手立てもなく、かなりツラい夜もありましたが、新居は一応日本並みのアルミサッシを入れたので、音源方向の窓さえ締め切れば、ほとんど気にならなくなりました。

しかし、昨夜は隣の養鶏場でコックファイティングと呼ばれる闘鶏が開催。100人ぐらいの観客が集まって、深夜2時ぐらいまで鶏の動きに合わせての歓声が上がってました。もうこうなると、自然災害だとでも思って諦めるしかないですね。

我ながら感心しますが、大抵の環境に人間は慣れるもので、昨夜は少し早めにベッドに入ったら普通に寝入ってしまいました。ところがちょうど騒ぎが収まった頃に目覚めて、朝方まで眠れませんでしたが。

この時期は、教会や市役所、隣接する「プラザ」と呼ばれる大広場で恒例のライトアップ。数日おきぐらいで、ここから花火が上がり、自宅の二階からもよく見えます。すごい気合いの入り方ですね。ここまでクリスマスにかける情熱の半分か1/4でもいいから、仕事とか教育に注げないもんでしょうか。それができたら、貧困など速攻で撲滅できるんじゃないかなぁ。





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