2019年5月7日火曜日

ネグロスで一番の高級家具店

ゲストハウス建設も軌道に乗ったようで、現場の方は、始終監視していなくても大丈夫な状況。建材の買い付けや納品、新しい作業に掛かる時に見ていればいい感じ。100パーセント信用できるわけではないけれど、フィリピンでの家作りも2回目ともなると、失敗や間違いのパターンは、ほぼ読めます。

ただ、連日の暑さは相変わらず。このブログも含めて、日中に何かしようとすると、エアコンなしでは気力が湧きません。さらに苛立つのが、ゲストハウスとは反対側の、お隣さんの自宅新築。

工具の音や、砂埃がすごいのは我慢するしかないものの、少し前に投稿したように、やっぱりラジオをガンガン流しながらの作業。都度「Stop Radio!」と文句を言って、その時だけは静かになるけど、翌日には元の木阿弥。家内を通じて、宅地の管理事務所や警備員にクレーム入れても、一向に動いてくれない。とうとう昨日の昼前に、ブチキレてしまいました。

下っ端に言っても埒が開かないので、フォアマン(現場監督)をつかまえて、「何遍、おんなじ事言わせんねん、こら!」という意味の内容を英語で。

本当は、あんまり良くないんですよね、こういう言い方。逆ギレされるかも知れないし。でも、低姿勢に「プリーズ」を付けてると、こちらが本気で迷惑に感じていると理解してもらえない。そして度重なること3ヶ月以上だし、結局頭ごなしに。教室で騒ぐ子供を黙らせるのと同じ。

黙ってるのも怒鳴るのも、実に気分が悪い。

そんな気分を転換する意味も含めて、5月6日の月曜日、日本では10連休最後の振り替え休日。しばらくの間、現場は棟梁のリトに任せて、息子と二人で、州都バコロドへ買い物に出かけました。

主目的は、ようやく大量入荷した日本食材の買い出し。加えて、年初から放置していた頭髪が、ボサボサになってきて暑いので、バッサリと散髪。そのついでに訪れたのが、ネグロスで一番高級との噂も高い、家具屋さんです。

店の名前が、ソニア・インテリア。シライからバコロドへ向かう幹線道路のラクソン・ストリート沿いに店を構えていて、前から気になってました。


マニラなどの大都市ならともかく、ネグロスみたいな地方だと、良い家具を探すのは、結構苦労します。シライ市内で買える家具と言えば、超安物のハリボテみたいな品物か、ちゃんとしたものだと、竹を編んだものぐらい。

バコロドにはすっごく高い、輸入家具などを扱う店もありますが、ガラスを贅沢に使った飾り棚や、宮殿の寝室にでも置くんか?という、天蓋付きのベッドみたいなことになりがち。イケアで売ってるような、モダンな高級品は、決して多くない。イケアまで行かなくても、せめてニトリが欲しい。(ちなみにイケアは、マニラへの出店が決まっているそうです。)

その点、このソニア・インテリアは、値段は高くてもシンプルな家具がメイン。嬉しいことに、オーナーがデザイナーで、カスタムメイドも受け付けるとのこと。私も一応、工業デザイナーの端くれ。スケッチや図面ぐらいは描けます。




今一番欲しいのは、電子レンジやトースターも置ける食器棚。日本ならば定番中の定番みたいなラインナップなのに、残念ながらネグロスでは、実用に耐えそうな既製品が見つかりません。それなら一丁、図面持ち込みで発注してみよう。値は張るでしょうけど。

ということで、久々に創作意欲を掻き立てられ、散髪も済ませて、かなり気分も持ち直しました。

追記:昨日たっぷり怒鳴ったせいか、今日は朝からラジオの音はしませんね。(笑)


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