2021年1月30日土曜日

ネグロスの建築業界は好景気?

今日のタイトル。正確には、「メトロ・バコロド(州都バコロドとシライ・タリサイの三市)の」か「シライの」なのかも知れません。とにかく、私が直接見聞できる範囲では、こんなご時世なのに建築ラッシュ。

バコロドでのコンドミニアムやら商業施設の、新規着工とか大規模な増改築は、数年前から始まったこと。マニラやセブに遅れること、4〜5年という感じ。

それだけでなく、ネグロスの北部山岳地帯を突っ切って、島の東西を結ぼうという横断道路や、まだ着工には至ってないものの、ネグロスとパナイを結ぶ海上架橋など。コロナ禍の影響を受けて、工事がストップしたり、計画が白紙撤回なんで話は、全然耳に入ってきません。

そう言えば、行政センタービルを、新しくタリサイ市に建設する、という情報もありました。ひょっとして、州都を移転するつもり? そんな大きな物件だけでなく、ざっと我が家の周囲を見回しても、何軒もの個人住宅が工事中。


タリサイに建設予定の
西ネグロス州・行政センター
常識的に考えて、ここまで人の動きが規制されて、間違いなく経済は縮小しているはずなのに、みんな、どこから資金を捻出しているのか、不思議で仕方がない。もう予算取りは済んでいるので、着工しないと違約金が発生するとかの事情なのでしょうか?。

あるいは、時間差で、これから建てたばかりのショッピングモールが閉鎖になったり、住宅が銀行に差し押さえられる事態が頻発するのかも。フィリピン政府の見通しでは、早くてもコロナ禍の終息は、2022年以降になりそうだと言うし。

とまぁ、別にフィリピンの会社に投資したり、ビルを買おうなんて身分でもないので、私には関係ないのですが、困るのは、自宅のメンテナンスをしたくても、大工さんが集まらないこと。

一昨年の11月に竣工した自宅裏のゲストハウスを、早々に手直しした話を、少し前に投稿しました。あの工事、3ヶ月ぐらい前から連絡していて、やっと大工さんが来てくれたのが、年末ギリギリ。それまでは、バコロドでの大きな仕事があって、動きが取れなかったんだそうです。

そして、まだ終わってない修理がもう一箇所、ずっと手付かずのまま放置されてるんですよ。

実は、7年前に建てた母屋の屋根の雨樋が、こちらも何ヶ月も前から盛大に雨漏り。屋内ではないので、生活に支障を来すようなことはないけれど、とにかく最近の多雨。家の前の道が冠水するような降り方が、毎週のようにあって、その度に庭が滝のような状態。

二階の屋根なので、そう簡単に取り替えるわけにもいかず、やっぱり、スチール瓦を葺いてもらった専門の業者さんに頼むしかないらしい。当初は、ゲストハウスを直してくれた大工さんの知り合いに依頼するつもりが、こちらも多忙なようで、全然つかまらない。

結局たらし回しのようになって、一番費用のかかる、正規業者に頼むしかないとなったわけです。ところが、この業者も一度は見に来たものの、連日の土砂降りで屋根に上がることができず、かれこれ2週間も進展がない。

修理を頼んでも、なかなか人が来ないというのは、建築関係に限らず、フィリピンあるあるなのですが、やっぱり困ったことです。



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