またまたぼぉ〜っとしてる間に、今年の聖週間とイースターが終わってしまい、4月も残り10日。日本では、来週がゴールデンウィークという時期になってしまいました。
多少なりとも、フィリピンに関わりを持つ方ならご存知の通り、今(4月〜5月)フィリピンは真夏。一般的には乾季と呼ばれるように、雨が極端に少なくなって、連日強い日差しが照り付けます。ただエル・ニーニョの影響で、記録的な暑さになった昨年に比べると、暑いとは言え例年並み。
なぜかフィリピンの報道では、体感温度(Heat Index)を使うので、40度越えだと騒いでますが、ネグロスでのお天気アプリの気温は、せいぜい33〜4度。ここ最近の大阪や東京の異常な蒸し暑さを知っている身としては、まだ、それほどの暑さとは思えません。
さらに、コロナ禍のせいで約2カ月遅れていた新学期が、今年はようやく2週間程度もズレまで回復し、暑さのための授業のオンライン化や臨時休校連発が解消。高校生の子供を持つ親としては、やれやれという感じです。
さて、この3月以降、滞っていたブログですが、何も書くことがなかったわけではなく、結構いろんな事件(?)がありまして、何とか4月中には報告しようと考えてます。取り敢えずはその第一弾として、新しい自転車を購入したお話。
「新しい」ということは古いのがあったわけで、こちらは、かれこれ20年近くも前、まだ日本に住んでいた頃に買った代物。昔の職場の近く、大阪・門真市にあるイオンで入手したマウンテンバイク。当時は同じく大阪・茨木市内の賃貸マンション住まい。自転車置き場はあったものの、盗難やいたずらのリスクがあったので、折りたたみ式を選び、狭い玄関に置いてました。
まだ40代だった私は、これに乗って毎週末、豊中や吹田のテニスコートまで、片道10キロぐらい走ってました。車や電車だと気づかないでしょうけど、この北摂周辺って、かなりのアップダウンがあるんですよね。それこそ真夏にはちょっとした苦行でした。ちなみにこの時期は車を手放していて、電車で行くと、どこも駅から遠かったりします。
2万円程度の中国製ですが、この調子で使っていて愛着も湧いたので、フィリピンへの引越しでは日本から移送。こっちでも10年以上乗ってました。
以前にも何回か投稿した通り、意外にもサイクル野郎が多いネグロス島。10万円近くするようなロードバイクも売ってるし、ヘルメットやウェアなど、かなり専門的なアクセサリーも充実。特に最近では、こんな田舎の地方都市シライでも、日本製のシマノの部品を置いているような、「パラダイム・バイク」という自転車の店がオープン。
こういう環境が整うのを待っていたかのように、長年乗り続けていた愛車が、遂に寿命を迎えました。というのは、車輪が歪んでしまい、走っているとホイールの一部がブレーキパッドに触れて異音が生じます。乗って乗れないこともないんですが、遠の昔に減価償却はしてるだろうし、あちこちサビも目立ったので、思い切って新車購入となった次第。
例のパラダイムバイクでは、お高いロードバイクも並んでましたが、今からレースに出ようなんて気もないし、週に数回、運動不足解消に午前中4〜5キロ軽く流すだけなので、またもや中国製の、そこそこの値段のマウンテンバイクにしました。今回は折りたたみではないので、旧車に比べるとずいぶん軽い。それでも追加部品込みで1万ペソ(約2万5千円)にはなりましたが。
ということで、機嫌良く1カ月ぐらい朝のサイクリングを楽しいでいたところ、数日前、なんと走行中にペダルが脱落。車がほとんど走らない宅地の中だったし、それほどスピードも出てなかったので、転倒などはしなかったものの、かなりびっくりしました。幸い、自宅からそれほど遠くない場所で、片足漕ぎで無事に帰宅。帰ってよく見ると、スパナで固定おくべき所が、ずいぶんと緩んでいた模様。もう片方も危なかったので、両側とも親の仇のように、手持ちの工具で締め上げておきました。
ついでにパラダイムバイクに、フェイスブック・メッセンジャーで苦情を入れたら「メーカーの責任で、私らは悪くないよ〜。でもペダルは買い替えた方がいいよ〜。」みたいな返信。まぁ、この自転車屋に限らず、家電量販でもデパートでも、製品の初期不良に店員が謝るという習慣がないフィリピン。(というか、日本の「バカ」がつくほどの丁寧さが、世界的には珍しい)軽くムカつきましたが、しょうがないですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿