2013年11月16日土曜日

空港アクセス道路開通

今日は建築現場の話題はお休み。昨日(11/15)ついに、最寄りのシライ−バコロド空港と州都バコロドを直接結ぶ、アクセス道路が開通しました。最初は八月に完成と言われていたのですが、フィリピンでは、この手の工事は遅れるのが当たり前。三ヶ月遅れぐらいならば、早い方かもしれません。



アクセス道路が通る三市(シライ、タリサイ、バコロド)の市長。
左の白髪のオジさんが、シライ市長です。

しかし、待ちました。なぜかというと、仮住まい中の自宅前が、空港への抜け道になっていたのです。朝は五時頃から、夜は八時頃まで、道幅の割にはかなりの交通量。 危ないし、何より騒音がひどい。それでなくてもぶっ飛ばすこちらのドライバー。生活道路で猛スピードで追い越しかけるのは、やめてくれぇ。特にうるさいのが、LBC(フィリピンの運送会社)とかのトラック。こいつらが走ると、早朝などは殺意を覚えるほどです。

2008年に、元々州都バコロドの海沿いにあった空港が、シライ市のサトウキビ畑を切り開いて、移設されました。新空港は日本のODAによって建設され、空港の敷地内には、日比の国旗が描かれたプレートが設置されています。聞くところによると、太平洋戦争の頃は、日本軍の飛行場があったそうです。

成田空港ほどの都心から離れている訳ではないですが、それでも人口の割合からすると、ずいぶん不便なところに引っ越したものです。バコロドからは、幹線道路で一旦シライ市中心部を通り、そこからL字に空港へ向けて曲がるような感じですが、我が家は、その曲がり角近くに建っているのです。

そして新空港完成に遅れること5年。ようやく民家のないサトウキビ畑の真ん中を突っ切って、バコロド〜空港直通のアクセス道路が開通したのが昨日。というわけで、今晩の夜のラッシュ時。もう露骨に静かになりました。野犬が吠えてますが、トラックの騒音に比べれば何と平和なことか。神に感謝…。



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