コロナ感染防止対策のため、西ネグロス州が封鎖される2週間も前から、自主的に自宅待機していた、我が家のメイド、ライラおばさん。先月(2020年4月)末で、ここシライ市内での封鎖が解除になり、週明けの昨日(5月4日)から、ようやくライラが戻って来てくれました。
封鎖の間、お米を分けてあげた時に一度だけ顔を見せたのを除くと、約1ヶ月半振りの出勤。休業前は、毎日散歩に連れていってた飼い犬は、ライラの顔も匂いもすっかり忘れてしまったらしく、最初は「侵入者!」とばかりに吠えまくる始末。現金なもので、しばらくして、ライラから餌をもらう時には、尻尾を振ってましたけど。
若かった以前の4人のメイドに比べると、格段に安定勤務のライラ。これほど間隔が空いたのは初めて。それでも流石のベテラン。仕事の段取りを忘れるようなこともなく、淀みない動き。
食器洗いに、床掃除、洗濯と、瞬く間にルーティンを片付けて、そろそろ埃が気になっていた扇風機も、こちらから指示する前に清掃完了。仕事上手なメイドさんの存在価値の高さを、改めて実感しております。
私のような、退職して毎日自宅にいる者にすれば、何度か書いたように、封鎖になったからと言って、日々の生活パターンが大きく変わることはありません。唯一変わったのは、掃除や食材の買い物など、家事の分担が少し増えたこと。日本で専業主婦をしている人にすれば、当たり前のことながら、この「少し」が結構な負担。
「気が向いたらたまにやる」のとは違い、義務的な家事というのは、完璧を目指すもんじゃありませんね。料理の場合は、半ば趣味で、自分も食べるので楽しめますが、掃除や洗い物は、マイナスをゼロに戻す仕事。これをいちいち完璧にしようとしたら、他のことする時間が無くなってしまうし、精神衛生上よろしくありません。
夫や姑が、専業主婦でもない嫁の掃除や料理に難癖を付けるって、最低な行為だというのが、よ〜く分かります。
ということで、掃除と洗い物はライラに任せ、朝からブログ書いて、もう少ししたら昼食と、職場に復帰した家内のお弁当の用意。弁当配達はライラ。(まだ一家族一人の外出しか許可されないので、ライラがいないと配達不可)
お陰さまで、私の生活は、一足先にほぼ通常に戻りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿