2023年1月13日金曜日

コンパクト・グラマーな臨時メイド

 我が家のメイド環境が、再び動き出しました。

なんて書くと大げさですが、今週の火曜日から我が家に新人さんが来ています。21歳のマイカ嬢は、5年ぶりの20代メイド。彼女は、先々代のライラおばさんの従姉甥の奥さん。つまり、ライラの従姉の息子の結婚相手という訳です。

なぜこうなったかと言いますと、約半年前に健康上の理由で、4年間勤務したライラが辞めて、後任に雇ったグレイスおばさん。家事スキルはライラには及ばないものの、時間を守って無断欠勤がなく、それなりに機嫌良く働いておりました。ところが年明けにライラがひょこりやって来て、家内に復職したいとの申し出が。

今年49歳のライラは、どうやら更年期障害の影響で、暑い中に外へ出るのがツラかった。それが半年経って症状が改善して、もう一回は働きたいとのこと。ここからは推測ですが、頼りにしていた長男の稼ぎが、イマイチだったのかも知れません。まだ下の子供が高校生だしなぁ。

問題はグレイスの処遇。別に仕事の上で瑕疵があったわけではないけれど、やっぱり家内は、掃除や洗濯物の畳み方に不満があったらしい。グレイスは看護の訓練を受けているので、かなり近い将来に我が家に受け入れ予定の、私の両親の介護担当になってもらうとの約束で、一旦休職ということで矛を納めました。

そして、いよいよライラ復帰の月曜日...のはずが、待てど暮らせど出てこない。またまた悪い癖が出て無断欠勤。これはグレイスを呼び戻すしかないか? それにしても、少々みっともないなぁと思ってたら、その日の夕方に、上記のマイカを連れて来たという次第。

年末から雨続きの不順な天候のせいか、ライラは風邪を引いて咳が止まらない。仕方がないから、1週間限定で親戚の女の子をの代役にとのこと。それなら朝のうちに連絡しろよ〜。

そんな経緯で、予想外の若いメイドさん。意外にも掃除は手際良く、グレイスよりも手慣れた感じ。ただ食材や食器の棚をきれいに片付けてくれたのいいけれど、独自基準で置き場所を総替えしちゃうもんだから、食事係の主夫としては、何がどこへ行ったのか分からなくなるのが難点。

とは言うものの、若い女性が身近に来て、嬉しくないわけではありません。なかなか愛嬌があるし、背は低いけれど、1970年代風の和製英語ならばコンパクト・グラマーと呼びたいところ。しかも二日目には、朝シャンの濡れ髪、ピチピチのヘソ出しシャツで仕事するから、オっさんは目のやり場に困ったりします。

高校を卒業してすぐマニラで2年間、大手の建材小売店で働いていたマイカ。そこでの業務経験が効いているのか、スーパーでの買い物を頼んで欠品だったら、自分の判断で公設市場で不足分を買ってきたり、洗濯機が不調で使えないと、さっさと手洗いで済ませてしまう臨機応変さ。臨時雇いには勿体無いぐらい。

それにしても2002年生まれなので、私との年齢差がちょうど40年。娘のような歳の差どころか、下手すれば孫ですな。



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