2014年9月21日日曜日

セブ、第三の故郷

先週の木曜日から昨日の土曜日までの2泊3日、またまた隣島のセブに行ってました。目的は、ようやく承認された私の永住ビザの手続き。要するにパスポートにスタンプ押してもらうためだけに、飛行機に乗って出かけたのです。

前回は、後だしでいろいろ言われて、朝から夕方まで待たされました。今回はスムーズ(それでも3時間はかかりました)で、わざわざブログでぼやくほどのこともありません。ただし、これだけで帰っては飛行機代がもったいないので、先月、日本のNGO主催の体験ツアーでホームステイしたスラムを、もう一度訪ねることに。

さすがにアポなしでブラっと...というのは危ないので、事前に連絡を入れて、近くのショッピングモールまで、前回友達になった住人の一人に迎えに来てもらいました。この人、若いのに三人の子持ちのお母さん。「インダイ」と呼ばれてますが、これは本名ではなく、地元の言葉で「お嬢さん」というぐらいの意味。家内も父親や兄弟からは「ダイ」と呼ばれてます。多分こっちのインダイさんも、小さかったころの愛称がそのままになってるんでしょうね。

このインダイさんのお陰で、やってきました懐かしのスラム。実はこの日の2日前、台風16号の影響で、セブ市内外の学校が臨時休校になるほどの大雨が降り、このスラムの周辺も膝の高さまで水が来たそうです。私が着いた時も、水はけが悪い場所なので、まだ大きな水溜りがいっぱい残ってました。



みんな元気か、ちょっと心配してたのですが、嬉しいことに私のことを覚えていてくれた子供たちとそのお母さんが、いっぱい集まって来てくれました。「フランシスおじさ〜ん、歌ってよ〜。」タガログ語のカラオケ大会の印象がよっぽど強烈だったのね。



先月、家に泊めてもらったアナベル姉さんに、また昼ご飯をご馳走になってしまいました。自宅でおかず屋さんを営んでいるアナベル、商売の品なのに「好きなもの食べて!」と勧められ、代金を払おうとしても、笑って受け取ってくれません。かたじけないこと、この上なし。

永住ビザの手続きは、もう終わりですが、まだアイ・カード、日本で言うと外国人登録書に相当する身分証明書の発行と受け取りが残っていて、年内ぐらいにはもう一回来ることに。こんなに歓迎されると、やっぱりまた来なくっちゃと思います。生まれ育った兵庫県尼崎、今住んでいるネグロス島に続いて、セブは第三の故郷になってしまいました。


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