2014年9月5日金曜日

女子大生のお客さん

私が初めてフィリピンに来たのは、もう20年ほど昔になります。業務出張でマニラに数日滞在したのが1995年の11月。あの頃は、関空発マニラ行きのフライトに乗っている日本人と言えばビジネスマンか、露骨に風俗行きますっ、みたいなオッちゃんの団体ばかり。
お盆や暮れの時期には、フィリピン人の女性とその配偶者と思しき日本人男性が、子供を連れての里帰りが多くなる。

まぁだいたいこんな感じでした。ところが最近は、普通に若い人が多い。特に二十代の女性がネグロス島に来ることが、そんなに珍しいことではなくなったようです。これは、英語留学の影響が一番大きいんでしょうね。

マニラやセブに比べると物価は安いし、治安の面でも比べるとかなり安全。日本人や韓国人向けの英語スクールは繁盛しているようだし、地元の大学が日本人の英語留学生を受け入れてたりもするらしい。

いつ頃から、こうなったんでしょうか。
ネグロス島への移住を考え始めたのは、かれこれ十年以上も前なのですが、当初は移住してしまえば、出会う日本人はフィリピン人と結婚したジィさんばかりだろうと想像してました。まぁそういう人が多いのは間違いないんですが、実際には、州都バコロドのショッピングモールを歩いていても、日本語が聞こえると思ったら、若い人たちの団体だったりすることが結構あります。

そして記念すべき、新居への最初の日本人のお客さんは、女子大生お二人でした。(こういう書き方する所が、我ながらオっちゃん…。)シライ市内で活動している日本のNGOが縁で、去年しばらく滞在していた時に知り合って、嬉しいことにちゃんと覚えていてくれました。

家に来てくれると連絡があったので、張り切っていっぱい料理作りましたよ。
カレーにマカロニ&ミートソースとカルボナーラ。家内にはパエリアを頼みました。



このお二人、フィリピンでは、観光というよりボランティアをされていた影響か、新居を見て開口一番「想像していたより、ずっとキレイ」「フィリピンじゃないみたい」とのこと。設計は日本人建築士で内装も私が自分でデザインしたので、フィリピン離れしてはいるけど、本物のフィリピンの金持ちの家は、もっとずっとすごいんですよ〜。

でも、褒めてもらうとやっぱり気分いいですね。
日本人の私が快適に暮らせるように造った家なので、とても正しく評価してくれた気がします。また来てくださいませ〜。


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