2014年9月7日日曜日

南国テニス <錦織選手 祝決勝進出>

日本にいたころはテニスが大好きで、そんなに上手くもないくせに週に2〜3回はコートに出ていました。真夏でも真冬でも、土日など朝から夕方までプレーしてたことも。それだけテニス仲間に恵まれていたんですね。テニスそのもの楽しいのですが、やはりワイワイやりながら汗をかいて、プレー後に食事やお茶をするのが格別。

その頃から錦織選手はすでに頭角を現していて、確か全豪オープンだったか、ツォンガに勝った試合などは、テレビの前に釘付けになっていた記憶があります。フィリピンではケーブルテレビが主流でチャンネル数が100近くもあり、スポーツ専門チャンネルも多い。当然、テニスの4大大会は放送されています。

昨夜は、錦織選手が全米オープンの準決勝進出で、しかも相手がランキング1位のジョコビッチということで、深夜、試合の最初から見ていました。第1セットを思ったよりあっさりと取った後の第2セット。何だか一方的な展開で1−6で落とした時、眠気に勝てず寝てしまいました。頑張って最後まで見て、フルセットで錦織が負けたりすると、翌朝の疲れがたいへんだと、つい弱気になって…。

それでも朝6時に目が覚めて、慌ててスマホで確認すると「日本人選手初の快挙」の見出しが目に飛び込んできました。やりましたね〜。正直、まさかという感想でしたが、いつの間にかそこまで強くなっていたのですね。もう一つ驚いたのは、次の試合でフェデラーがストレート負けしたとのニュース。ちょっと前まで「絶対王者」と呼ばれ、試合に負けるどころか、セットすら滅多に落とさない強さだったのに。時代の移り変わりを感じました。

さて、フィリピンでのテニスの話。
こちらでメジャーなスポーツと言えば、何と言ってもバスケットボール。ちょっとした空き地や路地の奥などには、バスケットボードが設置されていて、子供も大人もヒマさえあれば遊んでます。それに比べるとテニスはお金持ちがする、やや特別なスポーツと思われているようです。

どこのコートでも1面に2〜3人ボールボーイが付いて、20〜30円程度のチップで数時間は、ボール拾いをしてくれます。これだけでも「上流階級のスポーツ」な雰囲気。こっちで慣れている人は、よほど足下に転がってこない限り、自分で拾いません。失敗して遠くへ飛ばしてしまったのを、走って行って拾ってもらっても、礼を言うわけでもなく謝りもしない。

マニラやセブの高級住宅地やリゾートホテルならば、大抵はテニスコートがあるようですが、そこは田舎のネグロス島。特にシライ市内では知ってるだけでも2カ所。うち1カ所は公共の体育館に隣接して便利な場所にあっても、プレーする人いるのかなぁ。

移住当初は、こちらで知り合った日本人の女性と、もう1カ所の砂糖の精製工場の敷地内にあるコートで、たまにプレーしてたんですが、この人が恐ろしく時間にルーズで、あんまり度々すっぽかすものだから、1年ほど前に絶縁。それ以来コートから足が遠のいてしまいました。

隣のバコロド市内まで行けば、有料のヒッティング・パートナーがいるコートで、安くプレーできるけれど、日本のように仲間と一緒に楽しむことができないので、何となく敷居が高い。それに自宅の工事が始まったこともあり、結局このところラケットも握ってません。

家もできたし、日本人選手も世界レベルで活躍しているので、そろそろテニス再開してみようかなぁ? 日本から引越す時、高校時代の友達から餞別に頂いたテニスシューズ、いい加減にコートの中で履いてあげないと…。



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