2015年1月16日金曜日

パパさま到着

この1週間ほどネット接続がとても不安定。繋がりはするものの、頻繁にオフラインになってしまい、フェイスブックへの書き込みも途中で何度も中断するために、とてもイライラさせられてます。ページによっては完全に不通になっているものも。
運悪く、この「ブロガー」を全然表示してくれなかったので、ほぼ1週間更新が滞ってしまいました。今夜も相変わらずのネット不調ですが、なぜか突然アクセス再開。

今フィリピンではサント・パパ(パパさま)こと、ローマ法王フランシスコの滞在中です。日本でも報道されていると思いますが、昨日の木曜日夕刻の飛行機で前の訪問地スリランカからやって来られました。日本でのお名前は「フランシスコ」ですが、こちらでは「フランシス」と呼ばれていて、私のフィリピンでの通称と同じです。
パパさまの名前は、小鳥に説教したことで知られる「アッシジの聖フランシスコ」に由来、私のは日本人にはお馴染みの「聖フランシスコ・ザビエル」から頂きました。

法王がフィリピンに来られるのは、先々代のヨハネ・パウロ二世以来、20年ぶり。国民の大多数がカトリック信徒で占められるこの国では、訪問が決まって以来テレビでもショッピングモールのポスターでも歓迎キャンペーンが延々と続いていました。何となくW杯とかオリンピック前の雰囲気に、似てるかもしれません。


近所のショッピングモール内のポスター


到着当日の昨日など、朝からフィリピン・ローカルのテレビ局では、どのチャンネルも法王関係の報道番組ばかり。これは日本の選挙の開票速報に似た雰囲気かも。中でも圧巻だったのは、法王が飛行機から降りて、出迎えのアキノ大統領に伴われて、たくさんの人の挨拶を受ける様子を、一切の実況音声もCMもなしに流し続けている番組。すごい。

前日には、その大統領が国民へのスピーチで、法王歓迎に協力を要請するという念の入れようで、日本でもし総理大臣が同じようなことしたら、政教分離を叫ぶ人たちが騒いでたいへんなことになりそうです。まぁ事実上カトリックが国教と言えるフィリピンなので、許されることなんでしょう。

前回のヨハネ・パウロ二世の時は、ここネグロス島にも法王は来られたそうですが、今回は首都マニラと、昨年の台風で大被害を受けたレイテ島のタクロバンだけ。なので私たちの住むシライ市は、いつもと変わらず静かなものです。しかしマニラでは交通規制がたいへんで、日本大使館からは、事前に注意を呼びかけるメールが来てました。移動が難しくなるだけでなく、首都圏は法王滞在中は臨時休日なので、仕事にも何もならないだろうなぁ。


0 件のコメント:

コメントを投稿