2022年10月14日金曜日

6人様の来客

 還暦祝いのパーティが終わっても、そこから数日はその余波が続いた先週。こまずは、当然予想していた通りに、遠方からパーティに参加してくれた、家内の大学時代の友人たちが大挙してのお泊まり。マニラからだし、ディナーパーティの後は宿泊となるのは自然な流れで、ならば我が家にとなった次第。もちろん私もよく知ってるオバちゃんたち総勢6名。

オバちゃんと言っても、大学の教授や准教授、研究員に会社の経営者などなど、肩書きだけ見れば錚々たるメンバー。もちろん堅苦しいことは皆無で、会って話せばやっぱりフィリピンのオバちゃん。家内を加えて7名のオールド・ガールズ・トークは、騒々しいこ事この上なし。

さらに予想通りだったのが、ひとしきりのお茶やお菓子の後に出た「ちょっと歌ってよ」リクエスト。パーティの最後に、アクセル全開で5曲の披露しましたからねぇ。日本で深夜の宅地で、いくらマイクは使わないとしても、声楽式に歌い上げたりしたら、警察通報は必至でしょうけど、ここはフィリピンなので、その心配はありません。

いつも、下手クソなカラオケを聴かされているお返しとばかりに...してはささやかながら、一応窓は全部閉めて、OPM(オリジナル・ピノイ・ミュージック、タガログ語による歌謡曲の総称)を3曲と、最後にアベ・マリアを歌いました。

曲目は、フィリピンではよく知られた「May Bukas Pa」(フィリピン版の「明日があるさ」みたいな歌)、結婚式でも歌われるという「Ngayon na Kailanman」(今も未来も)、そして日本でも有名な「Anak」(息子よ)。アナックは、加藤登紀子さん日本語カバー・バージョンで。やっぱり50代以上のフィリピン人には、1970〜80年代の懐メロが響くみたいですね。すっごく真剣に聴いてくれたので、歌う方も気分がよろしい。

そして一夜明けての、朝ご飯大会。私たち家族も含めると9人の食卓。かなり大きめのテーブルがあるんですが、それでも足りなくて、二階のベランダに置いてある折り畳み式のキャンプ用テーブルを運び下ろしました。

食事の準備も、キャンプにみたいに全員総掛かり。そこは昔からの友達ばかりなので、私と家内が厨房で孤軍奮闘にならないのがありがたい。しかも食材まで持ち込んでくれたので、大助かり。お腹いっぱいのパマハウ(イロンゴ語で朝食)を楽しみました。

久しぶりなので、昼過ぎぐらいまでいるのかと思ったら、車で30分ほどのところにあるシライ市内のマウンテン・リゾート、ランタワンに行くとのこと。運転手役に現れた、同じく大学の友人で、バコロドにいくつもホテルを持ってる資産家にして投資家の、フィリップくんが参上。彼も来年還暦なんだそうです。こうしてオバちゃん6人組は、嵐のように去って行ったのでした。

さて、それではまだ終わらないのがフィリピン。3日後の火曜日には、また別の6人組が我が家にやって来ました。長くなるので、そちらは次の投稿に続きます。



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