2018年5月20日日曜日

改行の多いブログ


以前から気になっている、やたら改行が多いブログ。やっぱり私同様に、気になる人もいるようで、「ブログ 改行 多い」で検索したら、たくさんの記事がヒット。どちらかというと、否定的なトーンが多い。

芸能人、特にアイドルという肩書きの人が書くブログに、「多改行」頻度が高いと思うのは、私だけでしょうか? 例えばこんな具合。




こんにちは





私はネグロス島に住んでいま〜す





ネグロス島は





フィリピンの真ん中あたりにあって





とってもいい所ですよ〜





何じゃ、このチャラけた文章は?
1段落の情報量を書くのに、何十行使えっちゅうねん。と、関西弁の地金が丸出しになってしまうほど、私は生理的に「多改行」を受け付けないことが、実験によってはっきりと分かりました。

一説によると、アメブロなどでは、たくさん改行すると自動的にページ数が増えて、1本の投稿でもページ分のアクセス数が稼げるからだとのこと。それにしても、スクロールの手間が半端じゃない。スマホだと指が疲れます。

アイドルや有名人のブログならば、少々面倒でも全部読まれるかも知れませんが、一般人の文章を、そこまでして追いかける人がいるのかなぁ? フィリピン関連のブログでも、多改行は蔓延していて、なぜか女性ブロガーで多く見かけます。

書き手である私にすると、わずかな量の文章で、ページを水増しするのは、楽なことこの上なし。文章量が多ければ良いわけではないし、数行でも心に残る表現もあります。でも、それをしたければ、ブログよりツィッターの方が向いていると思いませんか?

反対に、ちょっとは改行してくれ、と言いたくなるものもある。句読点があるのは、まだしも、10行、20行、延々と一塊の文章は、見た瞬間に読む気が失せてしまいます。これをやるのは、どちらかと言うと男性ですね。

私の作法としては、パソコン画面で見て、3〜5行程度で1行空ける感じ。ただ優先するのは、文章のリズム。一塊で読んだ方が分かりやすくて、意味も伝わると思った時は、5行以上になることもある。

改行よりも気を使うのが文末。最初から最後まで「です・ます」では退屈だし、体言止めをやりすぎると、箇条書きの業務レポートみたいになる。なので、ところどころ口語口調をいれたり。これでもかなり苦労してるんですよ。

とまぁ、多改行のブログが悪いとは言いませんが、何某かの情報をきちんと伝えたいブログには、不向きだというのが私の意見。少なくとも、このブログでは絶対に使わない手法ですね。好き嫌いで言うと、大嫌いです。


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