2020年3月5日木曜日
ゲストハウスの危機
2月最初から、我が家のゲストハウスに1ヶ月間滞在していた、英語学校の生徒さんの女の子。後半、風邪による咳・発熱、それが回復した翌日に、牡蠣に当たって救急車で病院へ。結局、折角の留学期間の半分をベッドで過ごすことに。(救急車とフィリピノ・ホスピタリティ)
一時は帰国さえ危ぶまれましたが、再度処方された抗生物質が効いたらしく、フライト前日に嘔吐と熱が治って、滑り込みセーフで日本に。当日朝は、私にも、病院に付き添った家内にすら、一言の挨拶も無しだったのは、少々がっかりでしたけど。
まぁ、ご本人さんには気の毒ながら、厄介な荷物を一つ下ろした気分で、やれやれと思ってたら、翌日にチャックインした別の女の子が、またもや風邪引きさん。熱はないものの、喉が痛いといきなりのレッスン欠席。日本では、新型コロナで大騒ぎの時期だけに、受け入れる側としても、神経過敏になってしまいます。
ちなみに、ゲストハウスを利用いただいている英語学校では、渡航直前にネットで遠隔問診を実施して、発熱や風邪の症状があった場合はキャンセルするという措置を取っています。今のところドタキャンはないけれど、万一、日本発ウイルスの、フィリピンでの感染発生源になったりしたら、学校閉鎖は間違いないだけに、慎重な対応になるのは仕方がない。
それとは別に今度は、ゲストハウスのファシリティ破損が相次いで2件発生。ひとつは、トイレの壁にビス止めされてた、ドアストッパの金具が根本から脱落。いくらフィリピンの大工仕事が雑とは言え、こんな壊れ方は見たことがない。おそらく、トイレを使う時に、ここに足の乗せて体重をかけたんでしょうね。
もう一件は、玄関網戸。煽り止めのシャフトが見事にひん曲がってしまった。これもひどいなぁ。網戸が閉まらないようにロックした状態に気づかず、相当な力で無理に閉めようとしたらしい。
正直に言って、日本の学生さんが、ここまで乱暴な使い方をするとは予想外でした。竣工後半年も経ってない新築なのに、何すんね〜ん。しかも誰がやらかしたのか、自己申告もないし。
いずれにせよ、宿泊客による破損は間違いないので、地元の業者さんを呼んで、英語学校マネージャーに費用見積もり提示後、フィリピンでは珍しく翌日には修理完了。大した金額もかからず一安心...。
ところが、ちゃんと確認を取って進めたつもりが、学校から、夜間チャット経由で物言いが付いてしまいました。後になって、相互の誤解や文章の書き方の問題だと分かったので、敢えて詳細は記しませんが、その時は、ちょっと頭に来てしまったのも事実。移住してから7年ぶり以上で、仕事のストレスで眠れないという経験をしてしまいました。
やっぱり深夜、暗い中で考え事をするのは良くないですね。思考がどんどんネガティブな方向に行ってしまい、もうゲストハウスのビジネスは、諦めようかと思ったり。次の日に、学校の若き日本人経営者と、顔を合わせて1時間余り話して、最後はお互い笑顔で事なきを得ました。
ということで、ゲストハウス本格可動から1ヶ月。嫌な事が立て続けです。これは、竣工時に、神父さまの祝福を受けなかったのが災いしたのか?(フィリピンでは、新しく家を建てたり、新車を購入した時には、神父さんに来てもらって、祝福してもらう行事が一般的)。あるいは、フィリピン版座敷童のカマカマさまの祟り?
向かいに住む呪医の心得がある婆ちゃんに、お祓いをしてもらおうかと考えているこの頃です。
ラベル:
ゲストハウス
場所:
フィリピン シライ市
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