2020年3月30日月曜日

静寂の封鎖初日


とうとう、新コロナウイルス感染拡大ストップの切り札として、本日(3月30日)から西ネグロス州でのロックダウン(封鎖)が始まりました。

今のフィリピンは、ちょうど真夏が始まったばかり。連日晴れて、最高気温は摂氏32〜33度。空気が乾燥しているので、木陰に入ると実に快適な気候。本来なら海も山も、バケーションを楽しむお客さんで賑わう筈。勿体ないことです。


近所のプールには誰もいません

封鎖前の数日は、散歩だけでなく、家にいる間も気が滅入らないよう、庭仕事に精を出したり。絵に描いたような隠居生活ですな。

とは言え、こちらはのんびりではなく、中々の重労働。庭だけでも100平米はあって、手入れしやすいように、砂利を敷き詰めてあります。それでも雑草は生えるし周囲の樹々から枯れ葉が落ちてくる。

日本と違って、寒くならないフィリピン。一挙に全部落葉してしまうことはありませんが、樹木の種類毎に、だいたい決まった時期に落ち葉が増えます。今はたまたま隣家の庭のフェンス際に植えられた木が、そのタイミング。しゃがんだままの作業を3時間もやったら、腰や膝が痛くなってしまいました。



すっきりした庭

封鎖前日の昨日は、久しぶりに、私たちの住む宅地、ざっと300ヘクタールはある、広大なセント・フランシス・サブディビジョンをゆっくり散策。ゲートの中を歩くだけなら「外出」には当たりません。

最初に分譲が始まった、比較的安く1区画づつ購入できる場所を除くと、7割方は、まだまだ空き地ばかり。こんな日に1時間ぐらい歩くのは、ちょっと暑いけど、悪くない気分。人間共は大騒ぎでも、南国の空は蒼く風はそよぎ、鳥はさえずって花々は咲き誇っておりました。






封鎖前夜。
滑り込みで楽しもうということなのか、深夜まで、遠くから屋外ディスコの喧騒が聴こえて来ます。眠れないほどではないけれど、私も少々神経質になっていたのと、空腹で目が冴えてしまった。仕方ないので、移住以来初めて、日付が変わってからの夜食に、イワシのトマトソース漬けの缶詰とご飯。

そして、封鎖当日の今朝は、清々しい快晴で明けました。
周囲に何軒かある、新築現場に人影はなく、トライシクル(オート輪タク)も走りません。実に静か。

ということで、筋トレやったり、セクシーな女性のイラスト描いたり。このブログ執筆もはかどる封鎖初日です。


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