2020年3月21日土曜日

コロナ騒ぎでも夏は来る

大騒ぎになってしまった今年(2020年)の3月も、あと10日。ドゥテルテ大統領は緊急事態を宣言し、学校は休みで、四旬節(復活祭前の40日)だと言うのに、教会のミサもなし。マニラ首都圏とは違って、ネグロス島の地方都市シライが封鎖された訳ではないけれど、外出は控えろとのお達し。

ジプニーや路線バスはちゃんと運行されているので、道路を走る自動車を見てる分には、取り立てて変化はなく、スーパーや公設市場は開いてます。それでも、お昼時に学校の近くを歩くと、やっぱり閑散とした感じは否めない。いつもは学生で賑わうカフェやトロトロ(食堂)は、何件かがシャッターが降りてました。ジョリビーも一時休業したらしい。

困った事に、このタイミングで、メイドのライラが突然の無断欠勤。火曜日から出て来なくなって、この投稿を書いている土曜日になっても音信不通。ライラの住むギンハララン地区のバランガイ(町内会)が隔離されたなんて話は聞かないので、たまたま体調が悪くなったのと、携帯電話の故障が重なったと思われます。

とは言え、こんなに長期で連絡が途絶えたことはなく、安定した勤務状況だったベテランのライラ。やっぱり心配。

仕方がないので、自分で買い物や、家内への弁当配達もこなした今週。昼前にスーパーに行ったら、入り口に小さな手洗い場が置かれてて、入店前に消毒が義務に。結構長い行列が出来てました。

店内は混んでなかったけど、平日のこの時間帯にしてはお客さん多め。スパゲティやインスタントラーメンをやたらと買い込む人が目立ちます。家内によると、米をたくさん買うほどお金はないから、安くて簡単に食べられる麺類が、非常食として人気なんだとか。

もう一つ気付いたのは、バナナの価格高騰。バナナがコロナ・ウイルスに効くとのデマが飛んで、どこへ行っても軒並み品薄のバナナ。我が家で常食している、ちょっと大きめの綺麗な「リッチマンズ・バナナ」。昨日買ったら、一房が100ペソ程度だったのが、175
になっててびっくり。

そして、家内の職場。フィリピン教育省のシライ分室、通称DepED(デプエッド)では、勤務日を週4日に短縮。学校が閉鎖で仕事が減ったので、水曜日を休みにして、その分1日の業務時間を10時間に。イマイチ何の効果があるのかよく分かりませんが、減給がないのは助かります。

テレビもネットもコロナばかりで、こういう投稿は気が進まないけれど、この話題だと、アクセス数が露骨に伸びるんですよ。「フィリピン美女図鑑」のざっと倍。う〜ん、以前は美女イラストが、キラーコンテンツだったのになぁ。

ということで、地上で人間が右往左往しているのはお構いなしに、ほぼ例年通りフィリピンに真夏の季節が到来しました。折角のバカンス・シーズンでも、観光地は大打撃でしょうねぇ。


今年も火焔樹の花が咲き始めました。



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