2023年4月25日火曜日

やっと会えたよカオハガン島のヨシエさん

 今回の二泊三日のセブ旅行。銀婚式祝いと並んで主目的のひとつが、カオハガン島に住む日本人、ヨシエさんにお会いすることでした。

島のオーナーが日本人ということで、フィリピン・セブの邦人界隈では有名なカオハガン島。正確には、外国人の土地所有が禁じられているフィリピンなので、地元のビジネスパートナーか法人名義での購入なんだと思いますが、実際に出資したのが崎山克彦さん。私の父より一つ年上の方です。

そのカオハガン島には、現在日本人が二人定住されていて、そのうちの一人がヨシエさん。現地で知り合ったご主人と共に、一男二女の子育て真っ最中のお母さんにして、ユーチューバー。そんな在比邦人の名士である彼女とは、ツイッターで知り合いました。

実は、このカオハガン訪問。昨年の同じ時期に計画していたはずが、乗る予定だったバコロド〜マクタンのフライトが、何と当日早朝に欠航。セブパシフィックが提案した代替便は、マニラ経由しかなく、到着が夜になってしまう。これではドタキャンするしかなかった。

本来なら全額支払いのはずが、事情を勘案して無料取り消しに応じてくれたヨシエさんの優しさには、感謝しかありません。

そんなわけで、満を持しての1年越しの再トライ。お陰さまで朝6時発、7時着のフィリピン航空は定刻通りで、待ち合わせの9時までの時間を埋めるために、空港近くのウォーターフロント・ホテルで、ちょっと贅沢な朝食を摂ったのは、前回投稿した通り。

天候にも恵まれて...っちゅうか、真夏の日差しが照りつけるマクタン島・マリゴンドンの小さな船着場は、人でいっぱい。ここからアイランド・ホッピング(島巡り)の船が、たくさん出てるんですね。そして観光客だけでなく、飲料水や食料を積んだトライシクルが続々と到着。

ちょっと時間より早く着いたものの、日本人は私たちだけだったからか、日本語で書かれた「〇〇様」の紙を持った出迎えの人とはすぐ会えて、まったくのノートラブルでカオハガン島へ。乗っけてもらった船は、例によって漁船みたいな小さなボートで、島民と思しき高校生5〜6人が便乗してました。

ここからが意外に遠いカオハガン。陸路だったら車で10分もかからない距離なんでしょうけど、乗客だけでなく水タンクも満載。前方に見えてる島影がなかなか近づいてこないもどかしさ。時折、底が見えるほどの浅瀬を行く時は、座礁しないよう速度を落とし、船頭さんが穂先に立ってバランス取ったり。約30分ぐらいの船旅でした。


こっちから見えてるってことは、当然島からも船は見えてるわけで、到着のかなり前から、浜辺ではヨシエさんが手を振ってお出迎え。いや〜ユーチューブで拝見した通りの背景とチャーミングなお姿、そして声。(当たり前か)

ミクシィの頃からオフ会の常として、生まれて初めて会ったのに、全然初対面とは思えない。なんなら昨日何食べたかも知ってるし。

さて、島の佇まいはと言いますと、それこそホームページやユーチューブで紹介された通り。私も、フィリピンとの付き合いはもう30年近くになるし、都会も田舎も、金持ちも貧乏人の暮らしもだいたいは見たことがあるので、こちらも予想通り、というか懐かしい感じすら覚えたぐらい。

ちょっとだけ違うかなと思ったのは、カオハガンのキャチフレーズ「何もなくて豊かな島」。何もないどころか、溢れるほどに人がいっぱいいるじゃないですか。歩いて回っても15分くらいの土地に、700名もの島民がいるそうで、人口密度だけ比べれば、私の住むシライ市の建て込んだ住宅地と変わりません。 

それでも、足元が砂で乾いているので、よくありがちな悪臭や不潔さが皆無なのが、さすがトロピカル・アイランド。それに来客用の建物に限れば、きれいな水洗トイレはあるし、たくさんの調理道具のある広いキッチンも完備。小さいながらオフィスだってある。

ということで、その日の夕刻まで過ごしたカオハガンでの出来事は、次回に続きます。



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