2023年4月30日日曜日

完全復活・観光地セブ

さて前回からまた一週間以上もブランクが空いてしまいましたが、引き続き4月中旬のセブ旅行について。

昨年はコロナ禍の影響で、バコロド〜セブのフライトは一日一往復のお昼のみで、通常の倍近い値段。それが今回はようやく以前と同等の頻度と価格に戻ってました。つまり早朝、お昼、夕方の三回に増便となり、価格も一人約1万円程度。しかも以前にドタキャンの仕打ちに遭ったセブパシフィックだけでなく、フィリピン航空(PAL)も復帰。

サービス面では、どっちもどっちながら、さすがに直近で痛い目を見たセブパシは敬遠して、超久しぶりのPALに乗りました。昨年の日本一時帰国では、格安のキャセイパシフィックの香港経由を使ったので、結果的にPALは、コロナ禍以降初めてとなります。

早朝のセブ行きは、朝6時バコロド発。まだ暗い4時半に起きて、車で15分の空港へ。実はバコロド空港の名前は付いているものの、場所は私の住むシライ市内で、しかも一本道の渋滞知らずの超至便な立地。2泊だけなので、駐車場に車を預けても1,000円ちょっと。

お陰さまで、まずまずの天候にも恵まれて、定刻通りに7時にはセブ・マクタン空港に到着。せっかくなので、空港の国内線ゲートから徒歩5分にある高級リゾートホテルのウォーターフロントで、朝食を頂くことにしたのは、以前にも投稿した通り。

 お腹いっぱいになった後は、今夜宿泊予定のホテルへ。まだ午前中なのでチェックインはできませんが、取り敢えず荷物を預かってもらうことに。空港と同じマクタン島内にあるホテルは、コロナ禍以降にオープンの真新しさ。ウォーターフロントとは格が違うものの、こちらも値段の割には決して悪くはありません。

それにしても、韓国人観光客が増えましたね。去年はまだ渡航規制があって、空港内の免税店も歯抜け状態。大型ショッピングモールも閑散...とまでは行かなくても、シーズンを考えると静かなものでした。

さらに、どうもこのホテル、オーナーが韓国人らしい。建物内の標識や注意書きが全部ハングルだし、レストランのビュッフェには当たり前のように、キムチと金属製の箸が置いてある。だからダメだと言いたいのではなく、同価格帯の100%ローカルに比べると、サービスの質が良いということです。

10年ほど前は、地元のフィリピン人からも「コリアン・インベーション」(韓国の侵略)と揶揄されてたのが嘘のように、若い人やカップル家族連れが増えて、ずいぶんとマナーもよくなりました。と言うのは、1980〜90年代の日本人同様、以前はあからさまな買春目的のオっさんの団体が多かったんですよ。

これは国籍関係なく言えるんですが、この手の観光客は、声も態度もデカいのが常。運悪くレストランや空港の待合いで遭遇しちゃったらもう災難。特に日本人の場合、真昼間の公共の場で、前夜の「武勇譚」を恥知らずに語りあったりされると、聞きたくないのに意味が分かってしまう。子供を連れてたりすると、その場を立ち去るしかありませんでした。


昨年(2022年)オープンのランダース・セブ

それはさて置き、初日は家内のたっての希望でランダースへ。ランダース(Landers)とは、S&Rと並ぶ、フィリピン最大手の会員制スーパーマーケット。要するに日本のコストコで、今や経済成長著しいフィリピンでは、各地で新規オープンラッシュ。

数ヶ月もすると、バコロドにもできる予定のランダース。早々と会員になった家内は、予行演習とばかりにセブのランダースに突撃となった次第。ここで買ったバーモントカレーで、翌日カオハガン島でカレーを作った話は、すでに投稿しましたね。

カオハガン訪問を挟んだ最終日は、地元の友人夫妻の案内で、最近できたSMシーサイドへ。国内最大規模を誇るだけあって、ほんの数時間歩き回っただけでへとへと。単に広いだけでなく、前述の韓国人観光客だけでなく、ローカルのお客さんで大賑わい。コロナ禍からの完全復活どころか、もうそれ以上の景気の良さ。移動も渋滞が多くて、夕刻、空港に戻ったころには、疲れてきっておりました。



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