気が付いたらもう9月末。着工が4月8日(2019年)だったので、あと1週間で工期が半年を超えます。おかしいなぁ、棟梁のリトは「4ヶ月で出来ますよ〜。」と調子良く言ってたくせに。というツッコミを入れてみても、笑って誤魔化されるだけのフィリピン。それぐらいの事は、もう十分に理解しております。
とは言え、もうすぐ終わりなのも確かで、明日、日曜日の窓インストールを持って、屋内の作業は完了。建物周囲のタイル張りも、例の1ダース全滅の不良品を、ようやく交換して、こちらも週明けには何とかなるでしょう。大物で残っているのは、フェンスのモルタル仕上げと塗装のみ。
今週のハイライトは、何と言っても、バスタブと流し台の設置。特にバスタブは寸法採りのため、7月から母屋2階のベランダに安置されたまま。本当に満を辞しての再登場。待たせたねぇ、バスタブさん。まぁ、浴室の壁や床が出来ないと、先にバスタブ置いたりしたらキズだらけになるので、これも仕方ない措置。
タイル担当のビンゴル君、フィリピンの大工さんにしては、悪くない仕上がり。ほんの一坪程度の浴室ながら、日本式に体の洗い場があって、ゆったり浸かれるバスタブがあると、まだ入浴する前からリラックスできそうな予感。
そして、もう一つの水周り代表は、キッチンの流し台。キャビネットは一ヶ月ぐらい前から、組み立て・取り付け出来てましたが、その上に置く、人造大理石をカットしてくれる専門の石切り職人さんが、やっと来てくれたのは今週初め。作業そのものは、流し部分を切るだけなので、数時間で終了。二人分で閉めて4,000ペソ(1万円足らず)也。
アルミを打ち出した流しを取り付け、周囲に防水用のタイルを張って、オリジナルアレンジの流し台が完成しました。写真ではまだですが、今日の夕方に、蛇口と排水管も。
さて、それ以外のトピックは、作庭に向けての準備。
先月伐採した、推定樹齢20年の木。しばらく根っこを天日に晒した無残な姿。そこへ、たまたまやって来たのが、ネグロス島の隣街バコロド出身で、福島県在住の友人ダイアナさん。仕事で一時帰国してて、時間が取れたので小一時間ほど我が家に立ち寄ってくれました。
以前に「フィリピン美女図鑑」で、バスケットボールのフィリピンナショナルチーム所属する、ダイアナさんの三女、リナさんにモデルをして頂いたこともあります。
ところでダイアナさん。「見える体質」なんだそうです。何が見えるって「霊」が。冗談ではなく、フィリピンにいた頃は、呪医の仕事もしていたらしい。フィリピンではまだ普通に職業として通用する呪医。病気を治したり、無くし物を見つけたり。
庭に放置された木を見るなり、「この木はまだ生きてますから、庭の隅っこに植え治直してください」とのお告げ。やっぱりカマカマさま(フィリピン版の座敷童みたいな精霊)の住処だったとのこと。
文章にすると、何ともオドロオドロしい感じながら、まるで「当然」の口調で、気負いもなく勿体ぶったところもない。大工さんに伝えると「あ、そうですかぃ」とばかりに、炎天下に大汗かいて穴掘って、こちらも「当然」のように、幹だけになった木を植え直してくれました。
実のところ、100パーセント精霊話を、信じ切っているわけではないけれど、やっぱり呪医さんの言うことを無視して、良くない事が起こったら後悔しそう。実利的には、指定の場所に緑が茂れば、西日避けにもなるんですよ。
ということで、少し心にわだかまっていた事もスッキリ軽くなった週末でした。
9/15〜9/28の出費
石材切削工賃:4,000ペソ
大工さん給料(2週間分):38,713ペソ
塗料関係:4,715ペソ
セメント、フェンス用鉄筋など:21,140ペソ
砂利:6,400ペソ
配線・配管部品:5,915ペソ
カーテンバーなど:9,630ペソ
計:90,513ペソ
本日までの合計:1,915,698ペソ
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