BMW 4シリーズ・クーペ
今年(2019年)4月8日に着工した、裏庭のゲストハウス。敷地300平米のところに、鉄筋コンクリート平屋建て、総床面積100平米(屋根付き駐車場と離れ浴室を含む)を建設。それに加えて、5年前に建てた母屋のリノベ作業のすべてが、昨日11月22日に終わりました。
当初「4ヶ月で建ちますよ〜」と豪語していた、大工の棟梁リトの見積もりを上回る事、3ヶ月以上の7ヶ月半を要しての竣工。ただし、金額に関して言われていた200万ペソは、ほんの少しオーバーしただけで、ほぼ予測通り。フィリピンでの仕事としては、まぁまぁだったと言う感じでしょうか。
最終的には、家具調度と母屋のリノベを含めて、ざっと250万ペソで着地。日本円ならば、約530万円となります。坪単価では、100平米を30坪とすれば、18万円ぐらい。ネットで調べてみたら、坪単価20万円でもマトモに住める住宅が出来るかどうかは微妙なライン。実際には、40万円から70万円にはなってしまうらしい。
しかも木造じゃなくて鉄筋コンクリートでは、知人の日本人建築家によると、これはざっと日本の1/5程度になるんだそうです。つまり、日本なら2,650万円。どっひぇ〜。
考えてみれば、高級車の代表格であるBMW、4シリーズの新車最低価格が584万円。上級車種の7や8シリーズだと軽く1,000万円超えなので、今回のゲストハウスは、BMW一台分、それもかなり安い部類ということ。ツー・ミリオン・ペソと言うと、フィリピンの庶民には、そう簡単には手が出せない価格なんですけどねぇ。
さてそんな大仕事の最終日。残っていたのは一部の塗装と、前々からお願いしていた、隣の庭に生える樹木の枝打ち。木の種類はよく分かりませんが、結構落ち葉が多いのと、硬い実が成って、頻繁に我が家の敷地に落下してくる。ちょっと危ないので、これを機会に何とかしたい。
隣家は、数年前までたくさんの鶏を飼育していた、敷地3,000平米はあろうかという大豪邸。年に数回、庭で闘鶏を開催して、近所迷惑なこと甚だしく、鶏の飼育係と大揉めになった事もあります。その後、オーナーが寝たきりの病気になり、違法行為である宅地での闘鶏は諦めた模様。その代わりに養鯉業を始めて、現在は至って静かで平和な関係。
前日、鯉の世話をしている、使用人と思しきオジさんに、家内とメイドのライラが大声で「ウチの敷地にかかっている、枝を切ってもいいですか〜〜〜」。すると「ボスに聞いてみます〜〜〜。」の返事。翌朝、「切ってもいいですよ〜〜〜。」の答えがありました。
ということで、まさしく「猿(ましら)の如く」木にの登った、一番身軽な大工リーボイ君。ほんの小一時間ほどで、かなり大きな10本程度を枝打ち。こういう作業には慣れてるんでしょうね。実に手際よく片付けてくれました。
その後は、敷地内やその周辺の大掃除。見違えるようにきれいになった現場で、少し早めの午後3時前に最後のサラリーを支給。長い間、お疲れさん。
もちろんまっすぐ帰宅はせず、
近所のトロトロで一杯やってます。
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