2019年11月25日月曜日

快感、洗浄便座

ゲストハウス向けに購入(フィリピンで見つけた洗浄便座)して、2ヶ月以上たった先週、ようやく使ってみた洗浄便座。実は水道が通った10月初旬で、使おうと思えば使えました。日本で名前の通ったのウォシュレットなどと違い、電源を必要としないタイプ。




温水は出ないし使用後の温風乾燥もない、もちろん便座は冷たいままで、自動でカバーが開閉するはずもなし。要するに少しだけ特殊な形状の、水道蛇口が増えただけの代物。

しかしながら、年間気温が20度を下回るこのないフィリピン・ネグロス島の平野部。基本の洗浄機能以外は不要なものばかり。唯一、乾燥だけはあれば便利でしょうけど、それだけのために価格を上げてもなぁ。

なので、超単機能ながら、これは買って大正解でした。「Bidet(ビデ)」は使ってないので分かりませんが、お尻洗浄の「Wash」に関しては、何の不満もありません。十分きれいになったし、温風乾燥はなくても少量のトイレットペーパーで拭けば問題無し。これで、約9,000円はお買い得。



考えてみると、日本市場向けの商品って、完璧を求め過ぎて不必要に多機能で高価格になってる気がします。多機能化自体は悪いことじゃないけれど、シンプルで安いという選択肢が皆無、というのはいかがなものか?

最近まで製造して売る側にいたので、出来ない理由は、散々聞かされてました。できるだけ多機能にシフトして、機種数を少なくした方が、単価は下げないで済むし管理も楽。また、薄利多売に走っても、中国ブランドに勝てない。

そんな言い訳ばかりしてるから、フィリピンの電気屋さんで、日本メーカーの影がすっかり薄くなっちゃったんですけどね。

それはさて置き、今回の洗浄便座と、日本式にバスタブと洗い場のある浴室が揃えば、日本人の住まいとしては最強。この週末にお迎えした最初のゲストの方にも、かなりご満足を頂けたようです。やっぱり水回りって大事ですね。

ということで、設備はほぼ狙い通りにできたゲストハウス。いよいよ来年(2020年)から、本格的に利用者を募ろうと思っております。

ご利用対象者は、これからフィリピンへの移住を考えておられる方。特にリタイアして老後の生活をフィリピンの地方都市で過ごそうというご夫婦か、それに準じるカップル(同性も可)。

従来は老後をフィリピンでと考える人は、奥さんがフィリピン人で、その実家近くに住む、というパターンが大多数だったと思います。でも最近は、夫婦とも日本人で、年金だけでの生活は苦しい日本を出て、と考える方も多いでしょう。

フィリピン人の配偶者ではなくても、比較的永住ビザを取得しやすいこの国。英語はそこそこできるし、少しは海外経験もある。でもフィリピン暮らしがどんなものなのか、イメージするのが難しい...。

ならば、本格的にアクションを起こす前に、1〜3ヶ月ぐらい住んでみませんか?というご提案。家賃は月10万円以下(詳細は未定)。100平米2LDKの一戸建てで、家具調度もWiFiも完備。生活に必要なノウハウはもちろん、移住に関する各種コンサルタントにも対応。

ご興味のある方は、以下のフェイスブック内のホームページにアクセスいただき、メッセージを送ってください。

フィリピン・ネグロス島永住日記


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