内装・外装に作庭も終わり、家具・調度まで揃ったのに、電気だけが来ない状態が続いていた新築のゲストハウス。最初の申請からほぼ2ヶ月、待ちに待ってようやく今日(11月20日)の午前中、セネコ(CENECO ネグロス中央電力)のスタッフ4名がやって来て、電気の引き込みと新規メーター取り付けが完了。なんと長い道のりだったことか。
フィリピンの役所や公共サービスの仕事って、万事こういう調子。思えば、永住ビザ取得に運転免許、建築申請などなど...。即日交付なんてことは絶対なくて、何週間も何ヶ月も待たされるのが常。待たされるだけでなく、いつになるのか分からないというのがツラい。
日本で同様の目に遭った唯一の記憶は、フィリピン人家内の日本への入国ビザ待ち。この時は6月に申請して発給が9月末だったので、1990年代当時としてはずいぶん早い方でした。それでも半年か1年か、見通しすら教えてくれない入国管理局の態度には、いまだに恨みと不信感が残っております。
それはさて置き、電気引き込みの件。実は有料で宿泊頂く最初のお客さんが、この週末に来られる予定。このブログを通じて知り合った、セブ在住の日本人男性。ずいぶん前からゲストハウス建設に注目されていて、完成したら是非お邪魔しますと、まだ更地の時期から予約済み。
年齢は70代ながら、ダイビングやダンスを趣味とされる超元気な方。こちらに来られる目的が、昨年から年に一回シライ市内で開催される、ダンス競技会への参加のため。セブやネグロスだけでなく、マニラやミンダナオなど、フィリピン全土からプロ・アマを問わず、多くのダンサーが集まってきます。(昨年の様子はこちら / ネグロス島で Shall we ダンス?)
当初、ゲストハウス工期は4ヶ月と言われていて、4月着工なので8月末。フィリピンのことだから最大2ヶ月ぐらいの遅れを見込んでも10月には終わっていると見込んで、11月後半ならば余裕で大丈夫と、ご要望をお受けした次第。
予想通りに(!)建物が出来たのが10月の半ば。想定外だったのが、電気の引き込みの遅れだったという訳です。蓋を開けてみれば、チェックインの3日前という綱渡り。やれやれ。
と書きましたが、メーターは取り付けたけど、最後の結線を配線工のサルディにやってもらわないといけません。彼がまた、最近の建築ラッシュの影響で多忙な男。携帯にメッセージ送ってもなかなか返事をしてくれない。
いくらよく知っている人がお客さんとは言え、早めにエアコンや給湯器のテストぐらいはしておきたい。最後の最後まで気を揉ませるフィリピンなのでした。
【追記】夕刻、サルディが来て結線してくれたので、半年振りのお風呂を楽しみました。それについては次回投稿します。
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