久しぶりにパッキャオ(フィリピンを代表する国民的ボクサー)が、今年(2021年)8月に試合をするそうですね。でも今日のその話じゃなくて、我が家の飼い犬「ゴマ」のこと。
乳離れしてすぐのゴマが、我が家にやってきたは、もう4年前。(仔犬のゴマ)人間の年齢に換算すると30歳過ぎになるらしい。雄犬なので、立派なオっさん犬。
大抵の犬がそうであるように、仔犬の頃は本当に可愛くて、我が家の来客や親戚のアイドル状態。私も当初は、頻繁に写真を撮り「今日のゴマ」と題して、フェイスブックに投稿してました。
仔犬時代のゴマ |
オっさんになった今でも、可愛いと言ってくれる人もいるものの、当の飼い主である私にすれば、最近やたらと無駄吠えが多く、あんまり可愛いとは思えない。もちろん虐待しているわけではなく、餌はちゃんと1日2回与えて、毎日の散歩は欠かしません。連れて行くのはメイドのライラおばさんか、中学生の息子ですけど。
一般庶民の感覚からすれば、かなり大きな家を建ててしまった手前、一応、番犬らしきものを置かないと、夜間は少々物騒な、ここフィリピン・ネグロス島。敷地への侵入者に吠えるのはいいとしても、家の前を誰かが歩いたり、車やバイクが通りかかっただけで、吠えまくるゴマ。特に、他所の犬が散歩してたりすると、吠え方に殺気がこもってます。
これは完全に躾をしくじりましたね〜。
昼間ならまだしも、時々、深夜や早朝に火がついたように吠えだすゴマ。それでなくても還暦間近で、眠りの浅い今日この頃。朝5時とかに叩き起こされると、もう二度寝ができません。度が過ぎる時は、犬小屋代わりのケージに放り込んで、鍵をかけることもしばしば。数日に一度は、何時間か閉め込まれているのに、ゴマはちっとも学習する気配もなく、同じことの繰り返し。
それでも、たまに構ってやると、すっごく嬉しそう。まぁ、生き物を飼うというのは、こういうことなのかも知れません。少々寝不足になっても、寿命を全うするまでは、付き合うしかないか...。
という具合に、人に対しても、他の犬に対しても、著しく社会性に欠けてしまった、オっさん犬のゴマ。中でも、近所に住む、家内の友人ナンシーの飼い犬が、宿命のライバルと呼びたくなるぐらいに仲が悪い。
実は一年前の2020年5月。ライラが散歩中にリードが外れて、このライバルと噛み合いの大喧嘩。私は直接見ていませんが、戻ってきたゴマは、右前足から相当な出血。ゴマよりだいぶ小さなライバルなのに、ボロ負けを喫したようです。ただ、怪我そのものは、見た目ほど大したことはなく、翌日には普通に走り回っていました。(飼い犬同士の大喧嘩)
そして、ちょうど一年が経った先週の日曜日。今度は息子がゴマを散歩に連れて行った時に、同じく散歩の最中だったライバル犬と鉢合わせ。リードを持つのは、先方はナンシー、こっちは中学生の息子。激昂したライバル二頭を抑えるには、二人ともちょっと力不足で、期せずして一年目のリターンマッチ。
息子はリードを引っ張られた弾みで、両膝を地面についてしまい、名誉の擦り傷。犬の方は、近くにいた使用人のオジさんが引き離したそうです。翌日、ナンシーのお兄さんが、息子に怪我をさせてしまい申し訳ないと、わざわざ、ゴマ用のボーン(骨の形をした、噛むおもちゃ)を持って来てくれました。
別に息子が噛まれたわけでもないのに、なんだか悪いですね〜。しかも今回は、ゴマがリベンジに成功して、ライバル犬が耳から流血。ゴマは、まったくの無傷でした。
ということで、息子が膝を擦りむいたのは余分でしたが、私はゴマが喧嘩に勝ったのが、妙に嬉しかった。これも一種の親バカなんでしょうか。
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