2021年5月19日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 再々描画のマッチョ美女

 フィリピン・ネグロス島に移住して、4年が経った頃の2017年7月から、このブログへの投稿を始めた美女イラスト。そこからさらに4年で、ネグロス暮らしの半分は、イラストを描いて過ごしたことに。

それまで絵を描いたことが無いわけではなく、芸大・美術学部の卒業生なので、入試のためにデッサン、色彩構成、立体構成などの実技は一通りやってます。今でこそ入試の倍率は3〜4倍程度(それでも十分難関ですが)の、この大学。1980年代当時は、軽く10倍を超えてました。

入るのが難しい大学を卒業した割に、あまり大したことのない企業内デザイナー稼業。有名になるわけでもなく、人が羨むような地位にも就かず、50歳でリタイアしちゃいました。

ただ、若い頃に没頭して身に付けた技術というのは、そう簡単に身体が忘れないものらしく、30年近くのブランクも何のその。今度は締め切りも採点もなく、自由に描くことの楽しみを謳歌している次第。

そういう経緯で描いているイラストながら、作品の仕上がりはやっぱり気になる。別にいまさら、一流の芸術作品を目指しているわけではないけれど、4年も続けていると、それなりの技術的な進歩はあります。自身の評価も、4年前に比べればハードルは上がりました。

なので、描き始めの頃のイラストが、最近とても気になる。今ならこうは描かないとか、全然描き込みが足りないなぁとか...。大ヒットして何年も続いたコミックで、最初の頃とタッチが変わってしまい、登場人物の顔が別人に見えたりすることがありますよね。例えるならば、そういう感じかも知れません。

とまぁ、そこまで大層な話でもなく、昔描いた絵が稚拙に見えて仕方がないだけ。そして以前にも書いたように、手描きではなく、フルデジタル描画なので、その気になれば修正は、それほど難しくはありません。すでに何回かやったことはあります。

問題は、動機付け。一度最後まで付き合って曲がりなりにも完成させたイラストって、ある意味、思いを遂げちゃってるんですよ。特に描いている対象が人物、しかも女性ばかり。他の人はどうか分かりませんが、私の場合、一種の疑似恋愛みたいに感情移入して描いております。

気に入らないから即、描き直し...には中々ならなくて、どこをどう直すか、どういうアプローチで行くかを、ある程度、頭の中でシミュレーションして、気分を高める必要があります。我ながら面倒ですけど。

ということで、今回、再描画しようと思い立ったのは、この美女図鑑シリーズの最初の頃に描いて、一度描き直しているマッチョ美女「マイティ・フィリピーナ」。三回目なので再々描画ですね。

前作は、全体的に活気が感じられず、人物の顔が妙に老けて見える。背景も手抜き丸わかり。多少の手直し程度では、改善ができないと判断して、ポーズはそのまま全面リドロー。


さらに今回は、2年目に突入したコロナ禍の真っ最中。筋肉隆々の美女なので、いっそ女神っぽい神々しさを加えて、コロナ退散の願いを込めました。パンデミックからフィリピンを救う、我らがスーパー・ヒーロー登場、というわけです。

そんなこんなで、結局、丸々新作を描くのと同じように、二週間かかりました。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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