2022年11月3日木曜日

香港経由で一時帰国

 今年(2022年)も残り2ヶ月というこの時期に、諸般の事情で師走めがけて、日本への一時帰国が決まりました。本当なら、こんな寒くなる季節に帰るのは、もうひとつ気が進まないんですが、仕方ありません。しかもお金もやや心細くなってきたので、あちこちに観光行ったりグルメ三昧というのも無理。家族帯同なしの一人旅ということもありますし。

フィリピン・ネグロス島に移住して約10年。過去3回の一時帰国をして、やはり印象深いのは一番最初の2016年。この時点で私自身の連続海外滞在期間が3年と少し。仕事での出張が多かったとは言え、こんなに長い間、日本を離れたのは初めてだったので、食べ物やら温泉やら友人との再会などなど。懐かしさが溢れました。

そして、前回の帰国から、またも3年の間隔で4回目の一時帰国。正直なところ、以前ほどの日本への郷愁やら恋しさっていうのはありません。もちろん、昔から大好きだった天下一品のラーメンとか、王将の餃子、お好み焼きにカレーは、今回もたくさん食べるでしょうし、嫌いになったわけではないけれど、最初の飢餓に近い感じはないんですよね。

それよりも、いろいろと面倒ごとが増えたのが、コロナ禍後の海外渡航。まず航空費用がずいぶんと高い。以前はちょっと高めだったフィリピン航空でさえ往復6〜7万円だったと記憶してます。ところが、調べてみたら軽く10万円超えばかり。昨年ぐらいに比べれば、だいぶ安くなったんでしょうけど、これは懐が痛過ぎ。かと言って、格安セブパシフィックだけは信用できない。4月にセブ行きがドタキャン食らいましたから。

結局、あちこちのサイトを当たって落ち着いたのが、香港経由のキャセイパシフィック。所要時間は直行便の倍以上になるものの、何と価格が5万円台。関西空港着が夜遅くになりそうですが、遅れさえしなければ、当日のうちに自宅に帰れそうなスケジュール。その他も、安いのは台北や釜山経由。昔から不思議なんですが、飛んでる時間が長いのに安くなるってのは、どういうカラクリなんでしょう?


出典:The Jakarta Post

それはさて置き、次に厄介なのがワクチン接種証明。でも、さすがに制限はかなり緩和されたようで、無条件に2週間隔離なんてのはもうないし、日本で認可されたワクチンを3回接種済みなら、72時間前の陰性証明もいらないらしい。しかも嬉しいことに、ようやくデジタル庁がいい仕事をしてくれたようで、フィリピンのワクチンでも、オンラインで接種証明が登録可能。早速やってみたら、これが思いの外簡単。

フィリピンで発行された証明書を、どうやって認証するのかと思ったら、スマホで写真撮ってアップロードするんですね。長年ITに関しては発展途上国だった日本でも、やればできるやんか。

ということで、当初は結構気が重かった旅行準備ですが、渡航と入国に目処がついて、だいぶ前向きになって来ました。円安というタイミングもあるので、大荷物にならない範囲で、新しい老眼鏡作ったり、パソコン関係の機材を買って帰ろうと思います。

心配なのは台風。この頃はクリスマスでも関係なしですからねぇ。ついこの間は、セブ空港で大韓航空が滑走路オーバーランで事故ってるし。まぁ、こういうのは悩んでもしょうがないので、後は神さまにお祈りするしかないですけどね。


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