2018年11月17日土曜日

ネグロス島で、Shall we ダンス?

へぇ〜、フィリピンにもこういう世界があるんだ、と感心してしまいました。

私の住むネグロス島、地方都市シライの市営体育館で、今日(2018年11月17日)ボールルームダンスの競技会が開催されました。それもネグロスとか西ビサヤ地方ローカルではなく、セブやミンダナオ、マニラからも、たくさんのダンサーを招いての全国大会。

ダンスに関しては、映画「Shall we ダンス?」を見たぐらいで、知識も感心もほとんどなかった私。それがどうしてダンス競技会を観に行くことになったというと、セブ在住の日本人の友人、Mさんが参加されたから。

Mさんは、少し前に、「ミスターM in セブ」と題した投稿に書かせていただいた方。御歳70を既に超えているというのに、孫娘ほど歳の離れたパートナーと共に、ほぼ毎日ダンスを楽しんでおられます。お若い頃からのダンス好きとは言え、すごいですね。

当初は、西ネグロスの州都バコロドで開かれるはずだったこの競技会。なぜか、その近郊シライに変更となり、シライは初めてというMさん御一行の案内役を仰せつかった次第。とは言っても、奥さま運転の自家用車で、フェリーで来られるとのことで、シライ市内に入ってから落ち合って、宿泊場所や会場へのナビゲートをしただけです。

Mさんによると、フィリピンでのダンス人気は、日本など比べものにならないぐらい。日本ではダンスホールに通うのは、シニア層が中心なのに対して、競技会の出場者を見ても、10〜20代の人たちが多い。私は全然知らなかったんですが、ボールルームダンスの世界では、35歳を過ぎると「シニア」になっちゃうんですね。

またフィリピンでは、特に男性の場合、40歳過ぎるぐらいには、ダンスから遠ざかる人が多く、Mさんは、どこへ行ってもブッチ切りの最高齢記録保持者。そんなユニークな存在でもあり、また気さくで飾らないお人柄も手伝って、セブから大挙80名もやって来た関係者の中で、かなりの人気者。こういうのは実に羨ましい。

そんな経緯で、生まれて初めてライブで、しかも前日の練習など、汗が飛んで来そうなほどの至近距離でボールルームダンスを見ました。プロのダンサーも多数いるようで、男性はイケメンで逆三角形体型、女性は美人で谷間とくびれ。動きは当然キレッキレ。誰か私の美女イラストのモデルになってくれないかなぁ。


タキシードとロングドレスの
スタンダード


動きも衣装もセクシーなラテン

日本だったら、プロダンサーなんて接点の持ちようがなかったでしょうけど、フィリピンだからか、それとも競技会の開催場所がシライだったからか、練習後にMさん夫妻と夕食中のレストランに、あの逆三角形&くびれ軍団がご来店。何の気取りも衒いもなく、初対面の私に対しても挨拶してくれました。

ちなみに日本ではスタンダードと呼ばれる、タキシードとロングドレスで踊るダンスがメインなのに対し、フィリピンでは圧倒的にラテン。衣装もぐんとセクシーで、男性は胸をはだけ、女性は足を大胆に露出。映画で竹中直人さんが、野性的に踊ってたカテゴリー。なのでみんな筋肉質になるんですね。

ということで、思いもよらず、自宅から徒歩の範囲で、大迫力のダンスを見せてもらうことができました。Mさん、ありがとうございます。


2 件のコメント:

  1. こちらこそ、ありがとうございました。
    大会前日の練習会場の視察と、大会当日の観戦と応援に来て頂いて、嬉しく思います。
    来年は体力的に大会に出場出来るか判りませんが、観戦と旅行を兼ねてシライ市に伺います。
    その節は、又宜しくお願い致します。

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