2018年6月13日水曜日

メイド不在で家庭不和?


早いもので、メイドのネルジーがいなくなってから、もう1ヶ月経ってしまいました。息子の新学期が始まることもあって、すぐに次のメイド探しの手を打ったけれど、そう簡単には見つからない。

まず私のコネで、友達の教師ティンティンと、週一でマッサージを頼んでいるボラカイ帰りのセラピスト、シェリル。家内は、パタッグとランタワン(シライ市内の山間部にある集落)で、仕事関係の知り合いに、それぞれメイドさんをしてくれそうな人の紹介を依頼。

好景気に沸くフィリピン。ここネグロスも例外ではなく、シライ市内にもショッピングモールができるぐらい。やっぱり社会全体が人手不足なんでしょうね。高校さえ卒業していれば、スーパーのレジ打ちとか、レストランのウェイトレスなど、いくらでも仕事はある。

タチの悪い雇い主だと、満足に食事もできず、扱き使われるかも知れない住み込みメイドなど、あまり割の良くない職種ですからね。改めてネルジーが、どれだけ貴重な人材だったかを実感しております。

と、愚痴ってばかりいても仕方がないので、食事関係と掃除は私、洗濯は休日に家内という具合に分担をして、家事をこなす毎日。それほど厳密に区分けをしているわけでもなく、帰宅時の家内に、食材の買い物を頼んだりもします。これが時々夫婦不和の原因になる。

ちゃんとメモを渡しているのに、安かったからとか、こっちの方がいいとか、微妙に違うものを買って来てくれるんですよ。すっごく甘いトマトソースだったり、大きめの白玉ねぎのはずが、小さくて刻みにくい紫色のものに化けてたり。

もちろん食べられないわけではないし、お願いしている側なので、頭ごなしに怒るわけにもいかず。相手は一応、我が家の稼ぎ頭ですからねぇ。喧嘩にはならないけれど、何とも嫌ぁ〜な雰囲気になってしまうことも。

事ほど左様に、一通りの家事ができる人間が二人いると、料理でも掃除でも、ついついお互いに自分のやり方を押しつけてしまいがち。これがメイドさんだったら、良くも悪くも、言われた通りの事しかしないので、間違えても全責任は自分。その代り変なストレスを溜めることもない。

平等な人間関係がいつも上手く作用するとは、限らないものらしい。う〜ん、家事の分担って難しいですね。完全ワンオペで、家事全部を一人でやれば済む話なんでしょうけど、それも面倒臭いなぁ。(日本の主婦が聞いたら、目を三角にして怒られそう)

早くメイドさんを見つけないと、夫婦間の感情的によろしくないので、先日、たまたま自宅に遊びに来た、別のフィリピン人の友達にも尋ねてみました。すると「私の姪っ子が仕事探している」との返事。

年内には出稼ぎに出る予定で、それまで手が空いてしまっているそうです。できたらずっと働いてくれる人がいいに決まってますが、そんな贅沢も言えないし、繋ぎでもいいからすぐ来てください、となった次第。

そういうわけで、週末には、家内を交えて自宅で面接。住み込みではなく通いになるかも知れない。何より大ボスである家内のお眼鏡に叶わなければ、話は先に進みません。今はちょっとドキドキしながら、この土日を待っているところです。


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