2020年6月3日水曜日

爆買い日本食材

6月1日より、ようやく西ネグロス州の州都、バコロド市の検疫による各種の規制が緩和されました。緩和当日が月曜日なので、おそらくその日は大混雑になるだろうと、その翌日、6月2日の火曜日に、待ちに待った日本食材の買い出しに出掛けることに。

と思ったのですが、よく考えたらバコロドまで行かなくても、私たちの住むシライとバコロドの間にあるタリサイにも、規模は小さいながらアヤラモールがあります。そこのスーパーマーケットの日本食材の品揃えは、バコロドのロビンソンズやSMシティと比べて、ほとんど遜色がない。

グラブ(Grab / スマホのアプリで配車ができる、カーシェアリング)が通常運行されていれば、迷わずそれを利用してバコロドに直行したのですが、まだシライからは呼べない状況。帰路は大荷物になるだろうし、路線バスやジプニー(乗り合いバス)は、混んで時間がかかるのは見えている。

しかもネグロスでは、そろそろ雨季が始まろうという季節。午後から土砂降りになるパターン。こうなると、自家用車を自分で運転するしかないので、目的が食品だけなら、タリサイまでで十分。ということで当初の予定よりはずっと近距離になったとは言え、約2ヶ月以上ぶりに、シライ市外に出ることができました。

家内は仕事で、21歳未満はまだ外出禁止。なので14歳の息子は、メイドのライラと一緒にお留守番。私一人のドライブです。

途中、特に渋滞もなく、交通量は以前のウィークディと何も変わりません。ほんの15分ほどで見慣れたアヤラモールに到着。心配していた空模様も、やや曇りがちながら、しばらくは大丈夫な感じ。

シライ市内のスーパーでは、乳製品やチョコレート、コーヒー豆など一部の商品で長期欠品や品不足が見られましたが、タリサイでは、パっと見たところ検疫前と何も変わらない。お客さんの数も、多くもなく少なくもなく。変化点は、入り口が1箇所のみで、他は閉鎖か出口専用。人々がマスクをしていることぐらい。

問題の日本食材はというと、嬉しいことに陳列棚がきれいに埋まってました。懐かしい日本語のパッケージが眩しい。早速、数週間前に使い切っていたカレーのルーを、どっさりカートへ。インスタントラーメンに、とんかつソース、素麺・うどん・蕎麦の麺類各種。長らくお待たせだった、ふりかけも。


残念ながら、紙パック入りの豆腐とキューピーマヨネーズは入荷してませんでしたが、このアイテムは通常でも、必ずあるわけでありません。まだ手持ちストックは残ってるし。50個入りの麦茶が置いてあったのは、超ラッキー。

日本食材以外には、シライで入手困難になっている、スライスチーズとトマトジュースをまとめ買い。

コロナ以前には、2〜3週間に一度程度の買い出しが、その4倍の期間我慢したので、ついつい「爆買い」になってしまい、支払いは8,000ペソ(約20,000円弱)近くになりました。お役所勤務の家内の月給が25,000ペソなので、この日の消費は、ネグロス暮らしではずいぶんな贅沢。


スーパーを出る頃には、少々雲行きが怪しくなって来たので、トットと「戦果」を車に積んで、タリサイを後にしました。帰宅して車をガレージに入れるのとほぼ同時に大粒の雨。なんというタイミングの良さ。結局、外出していたのは、ほんの1時間ぐらい。

それでも、大いに気分転換できたし、料理担当主夫としては、食材の残りを気にしながら献立を考える窮屈さから解放されて、至って上機嫌。夕食は当然のようにカレーを作りました。



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