2019年12月27日金曜日

台風・日蝕・地震


被害が大きかったパナイ島イロイロ州
出典:ABS-CBS

前回は、クリスマスにフィリピン中部を直撃した、29号台風ウルスラ(フィリピン名)についての投稿でした。その後の報道で、私の想像をはるかに超える被害が出ていたとのこと。

12月27日付まにら新聞の記事によると、私たちが住むネグロスの隣島パナイのイロイロ州や、レイテ、サマールを中心に、死者28名、行方不明者17名、負傷者100名超。我が家の周辺では、風雨は強かったとは言え、家屋倒壊や人的被害が出るほどではなかったので、ここまでの大惨事になっているとは、思いもしませんでした。

ABS-CBNによると、フランシスコ・ローマ教皇が、被災者のために祈りを捧げられたそうです。

そんな大災害が重なった今年のクリスマス。その翌日12月26日に、フィリピンと日本を含む、ほぼアジア全域と、アフリカやオセアニアの一部にまたがる広い範囲で、日蝕が観測されました。特にフィリピン南部のミンダナオでは、太陽がリング状に見える金環蝕。ここネグロスでも、午後2時過ぎ(フィリピン時間)には、8割近くが欠けるまでに。

クリスマス休暇で、家内も息子も家にいて、台風一過の好天にも恵まれた真夏日の昼下がり。以前、日本で日蝕があった時に購入した、ソーラー・オペラグラスを使って、みんなで日蝕観測。


ずいぶんと細くなった太陽ですが、思ったほど暗くならないものなんですね。言われなければ、太陽が欠けてるなんて分からないぐらい。昔のテレビ番組で見た、完全に太陽が隠れる皆既日蝕。星が瞬くほど暗くなり、地平線の近くだけが薄明るいという映像の印象が強かったので、ちょっと期待してたんですが。

さて、穏やかな1日が終わり、クリスマス向け料理の残りで夕食を済ませて、2階の寝室でリラックスしていた夜8時過ぎ。ユサユサとベッドが揺れてる。気のせいかなと思う程度の揺れなので、おそらく震度1ぐらい。揺れはすぐに収まりました。

階下のリビングにいた家内と息子。クリスマスツリーが揺れたので、すぐに気付いたものの、二人とも日本に住んでいたせいか、驚いた様子もない。通いのメイドさんは帰った後で、もしその場にいたら大騒ぎしてたかも知れません。

震源はネグロスの隣島パナイのイロイロ州。何と台風ウルスラで一番被害が大きかった場所の一つで、まだ電気も復旧していない。マグニチュード4.8なので、大地震というわけではないけれど、台風直後でしかも真っ暗闇。地震慣れしていない人々は、さぞ恐ろしかったことでしょう。

こんな具合に、そう度々は起こらない事象が3連発となると、それらを関連付けてしまいたくなるのも人情。ネットで調べてみたら、案の定、金環蝕の前後に大地震が起こると、何の根拠もなく煽っている投稿がちらほら。

フィリピンも日本も、災害が多かった2019年。来年は、静かな年になってほしいものです。


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