2月以降ここネグロス島では、ようやく乾季らしく天候が安定してきました。
一口にフィリピンと言っても日本とあまり変わらない広さ。多少、地方によっては違うかも知れませんが、私たちの住む西ネグロスでは、6月から10月ぐらいまでが雨季で、11月、遅くとも12月には季節が変わって乾季になります。
一年で一番暑く、地元の人でさえ「夏」と呼ぶ4〜5月の時期に比べるとそれほど暑くもなく、その名の通りカラっとした爽やか晴天が続くはず...。なのに、この年末から1月一杯は、なぜか雨続き。たまに青空がのぞき日差しが戻っても、2日も保てばいい方で、週に4〜5日が終日雨。
スマホ・アプリの雨雲レーダーを見ると、東の海上から次々と雲が湧いてきて、それがモンスーンに乗ってビサヤ諸島やミンダナオに、引っ切りなしに来る感じ。日本で言うと、梅雨前線が停滞しているのと似ています。妬むわけではありませんが、マニラ首都圏のあるルソン島とその近辺は、それほどでもなさそうなんですよね。
こうなると、ロクに治水が為されていないフィリピンなので、あちこちで水害が多発。テレビのニュースでは、この数ヶ月というもの、ほとんど毎日のように洪水や鉄砲水の映像が。しかも薄ら寒くて、夜は長袖・長裾のジャージ上下が必須。気圧も低いせいか、どうしても気分が沈みがち。あ〜あ。
早期退職して悠々自適なのはいいけれど、裏返せば、怠けようと思えばいくらでもダラダラできてしまう毎日。一応、料理担当の主夫なので、家内と息子のためのお弁当を含めて、三度の食事の準備はしてますが、数年来続けてきたイラスト描きが、かれこれ半年ほども滞っております。ブログも更新本数が減ってるし。どうしてもスマホでSNSに逃げちゃうんですよね。
それでも、今シーズンの日本の寒波に比べると、最低気温はせいぜい22〜3度だし、肌寒いと感じるのは短パンTシャツだからで、これで愚痴ったら日本の友達に怒られそう。
そうこうしているうちに、待望の熱帯の青空が戻って来たのが、約一週間前。夏から雨季のような、ある日突然スイッチオン、とはならず、夕方や夜間に土砂降りになったりはしますが、ずっと降り続くということはなくなりました。何より、夕焼けが見られるようになったのは、私の精神衛生上、とてもありがたい。
夕焼けさん、お久しぶりです。 |
ということで、毎朝の自転車漕ぎと筋トレやら、溜めまくっていたイロンゴ語(西ネグロスの方言)の自家製辞書への、新しく学んだ語彙の追加作業もボチボチ再開。
この調子ならば、一部の読者の皆様には好評の、セクシーなフィリピン美女のイラストも、そろそろ新作に取り掛かれそうですので、乞うご期待。
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