2020年12月10日木曜日

発見!隠れ家的美容室

 2ヶ月半ほど前、久しぶりに散髪したら、行きつけの安ぅ〜い床屋さんが「三密」状態でヤバかったという投稿をしました。その教訓を踏まえて今回は、それほど髪が伸び過ぎないうちに、美容室へ行こうと思っていて、それを実行したお話。

日本では大衆理容にしか縁がなく、美容室なんて足を踏み入れたことない私。ところがフィリピンでは、移住前の、家内の里帰りの短期滞在していた頃から、時々美容室で髪を切ってもらってました。

理由は単純で、田舎のシライ市内では、シャンプー用の洗面台がないのは当然で、暗い・汚い・狭いの三拍子揃っている所ばかり。まぁ料金が50ペソ(約120円)なので、文句も言えませんけど。しかもトンデモなく雑な対応で、散髪が終わったら、首筋や腕だけでなく、服の中まで毛だらけ。速攻で家に帰ってシャワーしないと、痒みで発狂しそう。

なので、日本と同等レベルの理髪サービスを受けようと思ったら、州都バコロドまで行くか、シライ市内ならば、美容室しか選択肢がありません。

少し前までは、バコロドの手前のタリサイ市にあるショッピングモール内に、たまに行ってた美容室があったのですが、残念なことに、コロナ禍の煽りをモロに受けて敢え無く閉店。仕方がないので、シライでお勧めの美容室は?と、地元出身の家内に教えてもらったのがバライ・オチョ。(Balay Otso)バライは「家」で、オチョは「8」。セネター・ホセ・ロクシン通りの8番地にある、ゲストハウスの名前。


実は、このバライ・オチョ。私はかなり前から知っていて、日本から英語留学に来た生徒さんが、時々宿泊してました。へぇ〜、そこに美容室があったとは。

早速家内に予約を入れてもらって、行って来ましたバライ・オチョ。一般の家屋としては相当大きく、邸宅と呼ぶべきサイズ。その一階のエントランスからすぐの、客間として作られたと思しき部屋が、美容室になってます。

入ってみると、これは広い。6人はゆったり収容できるスペースで、ベランダには洗髪用のリクライニングシート。美容室の看板は上がっておらず、常連さんからの紹介がないと、美容室だとは分からない。家内曰く、有閑マダムの社交場になっているそうな。ちなみにこの時は、客は私だけの貸切状態。



そして美容師さんは、フィリピンあるあるのゲイ。それも、私が今まで会ったなかでは、一番の美人さん。何と言うか、男が無理して女を装ってる感じがしない。佇まいが普通に女性なんですよ。同じくゲイで、シャンプー担当アシスタントのお兄ちゃんと比べると、その自然さが際立ってました。


フェイスブックのプロフィール写真

彼女の名前はトネット。30歳になるかどうか、ぐらいでしょうか。もうバライ・オチョに店を構えて2年なんだそうです。さすが、富裕層相手に商売してるだけあって、聴き取りやすい英語を喋ってくれるし、話術もなかなかのもの。聡明だけど嫌味がない。

気になるお値段は、「海兵隊みたいに」と頼んで思いっきり短くカット、それからシャンプーしてもらって、所要時間30分ほどで150ペソ(約330円)。アシスタントに渡したチップ20ペソを含めても、400円に満たない。これはリーズナブル!

ということで、場所も人も気に入ったので、これから2〜3ヶ月に一回ぐらい通おうかと思ってます。



0 件のコメント:

コメントを投稿