2023年3月30日木曜日

ダブル腰痛


出典:株式会社石井マーク

 少し前にぎっくり腰について投稿をしましたが、今回は私ではなく、家内と私のイロンゴ語(西ネグロスの方言)家庭教師のバンビ。かれこれ1ヶ月ぐらい前に、たまたま二人が同じタイミングで腰を「いわして」しまいました。いわすとは関西の方言で、痛めたとか怪我したという意味で、家内が自分の腰に何か喋らせたわけではありません。

バンビの家族はその昔、引っ越す前の家内の実家のお隣さん。そして今も、二人はシライ市内のフィリピン教育省の分室に勤務するオフィスメイト。その縁で、一昨年(2021年)私の家庭教師が辞めた時に、後任で紹介してもらいました。ついでにバンビの10歳年長の実姉グレイスは我が家のメイドさんで、グレイスの娘のエイプリルがたまに先生の代打。結果的に家族ぐるみの付き合いとなっております。

さて、最初はバンビ。昨年不惑を迎えた彼女は、月のものがとても重い。痛みがひどい時は、とても家庭教師どころではなく、半日は寝込んでしまうこともしばしば。なので当日の朝になってから「ごめんなさい、今日は休みます」メッセージが来たりします。まぁ、遅れるのも休むのも、ちゃんと連絡してくれるだけフィリピンでは悪くない対応。基本的に真面目な人ですからね。

ちなみにフィリピンでは、女性の生理に関しての男性側の理解が、日本よりずっと進んでいる印象。さりげなく察して気遣うといった、ちゃんと分かっていて行動で示せる男性が多い。

それに対して、いまだに日本では、生理であることをパートナー以外の異性に悟らせるのは女の恥、みたいな雰囲気が残ってる気がします。それどころか、災害避難所に支援物資として送られた生理用品を「こんな時に不謹慎な」と叩き返したオっさんがいたと聞いて、どこまで無知でアホなんやと呆れたことがあるぐらい。

それはさて置き、週末が三連休になった2月末の土曜日。急な休みの知らせにも、てっきり生理かと思い「またか、お大事に」だったのが、翌週も痛みが引かないとのこと。後で聞いた話では、金曜日が休みになって、朝からタライで洗濯しようとかがんだ拍子に、腰がグキッ!うわぁ、もう絵に描いたようなぎっくり腰じゃないですか。

それとシンクロするかのように、週明け月曜日に、腰をさすりながら仕事から戻った家内。なんとか歩くことはできるものの、夕食後はすぐに横になるほどの痛み。結局二人とも、痛みが引くまで丸々二週間ぐらいかかってしまいました。

年齢差は20年近いバンビと家内。高校卒業してすぐ結婚・出産も多いフィリピンなので、下手すると母娘と言っても通ります。2回連続で私のイロンゴ語レッスンが休講になった時、家内が言ったのが「私よりずっと若いくせに」。う〜ん、多分この手の腰痛は、年齢関係ないと思うよ。



0 件のコメント:

コメントを投稿