2018年9月11日火曜日

姪っ子と過ごす日々


前回に続いて、我が家に滞在中の姪っ子の話題。
合計4週間のシライ滞在も、残り1週間を切りました。昨日は、午前中に大福作りをした後、午後から豚の屠殺場見学と、普通の観光旅行では有り得ないような、スプラッタなスケジュール。

実は、メイドのライラが屠殺場の近くに住んでいて、姪っ子の要望を話すと、快く案内役を引き受けてくれました。以前、私も行ったことがある、シライ漁港に隣接する施設。詳しくは、こちら(黄昏時の屠殺場)をご覧ください。

豚をさばくところは、移住早々の頃に一度見学したし、何回も見るようなものでもなし。これ幸いとライラにお任せしてしまった私。神経の細い人ならショックを受けて、豚肉を食べられなくなるケースもある。どうなることか、ちょっとだけ心配して帰りを待ちました。

昼食後に出かけて約1時間。特に顔色が変わるようなこともなく、姪っ子姫のご帰還。やっぱり多少は動揺したみたい。詳細の報告は割愛しますが、生まれて初めてみるシーンなだけに、何かしら感ずるものがあったんでしょうね。

でも、夕食の献立をポーク・アドボ(フィリピン風、豚肉の酢醤油煮込み)にしていいかと尋ねたら、アッケラカンとOK。「だって豚肉、美味しいもん」なんだそうです。その上、食べるだけでなく、フィリピン料理の作り方を覚えて帰りたいからと、その日は私のアシスタント・コック。屠殺を見た直後に、平気で生の豚肉を刻むって、なかなかエエ度胸してますなぁ。

たまたま、ライラの中学生になる息子が、学校で喧嘩騒ぎを起こして、先生に呼び出し食らって緊急早引き。何ともタイムリーなこと。料理を手伝った後は、出来上がったアドボを豚さんに感謝しつつ、きれいに平らげた、姪っ子なのでした。


一夜明けて、今日の午前中。
昨日、試作した大福を、いよいよ英語の先生に届けようと、またまた早くから台所に。途中でココナッツミルクパウダーが足りなくなって、ライラにスーパーに走ってもらったり。それでも首尾よく20個以上の大福を量産して、同じサブディビジョン(宅地)内の英語学校へ、お昼休み時をめがけて配達しました。

先生だけでなく、すっかり友達になった他の日本人生徒さんにも大受けで、あっと言う間に完食御礼。中には二つ三つとガッツいてる先生もいて、お世辞で「美味しい」と言ってるのではなさそう。やっぱり大福って、フィリピン人とは相性がいいのかも。



ということで、次回も姪っ子のネグロス滞在日記は続きます。


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