出典:気象庁 台風情報
これは、2013年11月、私の住むネグロス島を含む、フィリピン中部のビサヤ地方を直撃し、6000人を超える死者を出した、スーパー台風ヨランダとほぼ同じレベル。(最低気圧895hPa 最大瞬間風速90メートル)
ヨランダでは、レイテ島タクロバンなど、上陸地点に近い沿岸部での大規模な高潮が発生。高潮を意味する英語のストーム・サージ Storm Surge という言葉で警告が出たものの、住民の多くが理解せず。それが避難の遅れを招き、大惨事となった一因とも言われています。Tsunami (津波)が来ると言ってくれたら、との声も。
今回は、その教訓が活かされているようで、テレビニュースでCGを使って、低気圧と強風が、いかに潮位の上昇を招くかを解説。沿岸住民への早めの避難を呼びかけていました。
すでにマニラ首都圏を始め、ルソン島やその周辺では、学校は臨時休校。ニノイ・アキノ国際空港の発着便は、9/16(日)まで、多数のキャンセルがすでに決定済み。
ただし今回、大きな被害が予想されるのは、上記の地域。
ここネグロス島では、すでに台風は遠ざかって、夕刻降った雨も上がり、やや強めの南風が吹く以外は、普段通りの平穏な夜を迎えています。
ということで、今日は速報ベースで、台風についての情報をお知らせしました。
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