2014年6月10日火曜日

湯水のごとく

栓を開くと浴室のシャワーから、ちょっと熱めのお湯がほとばしる。日本の住宅では、ほぼ当たり前の話ですが、ここフィリピンで実現するには、相当な労力が必要でした。おかげさまで今日の夕方、約1年2ヶ月ぶりに自宅で熱いシャワーを堪能。
このお湯に対するこだわりは、やっぱり日本人だからでしょうか?

先日、ポンプに給水塔まで設置して、なお水圧が低いままという投稿の後、日曜日まで働いてもらって、本日火曜日の午後、ようやく追加で購入した加圧タンクが稼働しました。早速思いっきり水道の蛇口をひねると、日本の水道を全開にしたのと同じぐらいの勢いで放水!
これや、これを待ってたんや!



二階の浴室では、シャワーのハンドセットがきちんと掛かっていなかったらしく、水を出したとたんに壁から落っこちて壊れるというハプニングも。幸い、電気湯沸かし器に付いていたものが一つ余っていたので、すぐに交換できました。

今日は昼前から、この水道工事のため断水状態。雨期に入ったとは言え、まだまだ真夏の暑さで、昼間も一度は行水しているのがお預け。工事が終わり、水圧を確認してすぐにシャワー。

給湯器は、もう3週間前から動いていて、チョロチョロ状態のお湯は出ていたんですが、ある程度の水圧がないと安定しない設計なんでしょうね。熱過ぎたり水に戻ったりで、ちっともリラックスできませんでした。

さすがに水圧が高いと、お湯の勢いが違います。しかも水温が一定。ホテルでも相当高級なところでないと、こうはいかないのがフィリピン。何だか嬉しく、懐かしい感じです。家内に言わせると、暑いのにお湯じゃなくても大丈夫でしょ? とのことですが、真夏日だろうが猛暑日だろうが、寝る前はお湯じゃないと…ねえ。



ところで、二階の水圧確保のために建てた給水塔。結局加圧タンクがあれば、必要なかったらしい。でも今のシステムは、電気が停まってポンプが動かないと即断水。停電時のバックアップになりました。停電が頻繁で、時には丸一日も珍しくないので、無駄ではなかったようです。



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