友達の多い家内なので、当然こうなるとは思ってたんですが、まだ引越して1ヶ月も経ってないうちに一度に5人というのは、さすがフィリピン。
家内は私と一緒になって日本に来る前は、フィリピン大学の水産学部で研究員をしてました。フィリピン各地をフィールドワークして、電気も水道もない孤島で漁獲高や漁師の生活実態を調べたりしてたそうです。もう職場を辞めて15年以上経ってても、ずっと当時の仲間と付き合いは続いていて、里帰りの時も何度か隣島のパナイにある、フィリピン大学ビサヤ分校に行ったものです。
昨日来てくれた人たちも、私の顔見知りが3人。玄関先でフィリピン流に盛大に「ハグ」して歓迎しました。大学卒業後、自分で魚やカニの養殖事業をやっている人が、売り物をどっさり持参。持ち寄りパーティが多いフィリピンらしい。家内も張り切って、日本から運んだ土鍋を引越し後初めて使って、魚を料理してくれました。カニは湯がいて、そのまま皿に盛りつけ。なんだか海辺の温泉旅館の夕食のようです。
食事の前に、手を洗ってお客さんがちょっとびっくり。「どこの水道会社使ってるの?」と訊かれました。水圧の高さに驚いたようです。やっぱり一般住宅で、加圧タンクとポンプまで取付けている所は滅多にないんでしょうね。
さて、食事が終わって就寝。客間には二段ベッドがあるのでそこに二人。息子は折りたたみの簡易ベッドを出して、私たちのベッドの傍らに寝かし、息子のベッドに一人。そして残った二人は、家内の希望で和室っぽく設えた、二階ホールで。
ここには、椰子の葉で編んだ敷物に日本から持って来た座布団と、大工さんに特注で作ってもらった座卓を置いてあります。当初から家内は畳の間が欲しかったんですが、畳が手に入りませんでした。でも和室と同じ感覚で、座布団を並べて枕があれば雑魚寝ができます。なるほど、家内がこだわった理由が分かりました。
さぁ、これで話が拡がって、家内の友達が続々と遊びに来そうです。
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