2019年1月28日月曜日
2週間のお休み
お久しぶりです。
このブログ開始以来、最長のブランクから復帰しました。感覚的には、もう何ヶ月も休んでいたような気がしても、まだ2週間しか経ってなかったんですね。昨年ほとんど毎日更新で、執筆が習い性になっていたからでしょうか。
休みの理由は、前年に頑張り過ぎたことの反動が一番なんですが、それ以外にも、いろいろ批判的なコメントが重なって、書くこと自体が面白くなくなってきたのも大きかった。フェイスブックでシェアしているので、時には反対意見があるのは当然ながら、必要以上に皮肉っぽかったり、棘のある書き方をされると、やっぱり気分のいいものではありません。
そして、こっちが意図的に使った和製英語的表現に、まるで鬼の首を取ったかのように「正しい英語」を、得々と指摘した人もいました。つい夏目漱石が「草枕」で書いた「屁を数える人」※を思い出してしまった。
要するに「疲れてしまった」わけです。わざわざ早期退職してネグロス島に住んでいるのに、まったく何やってんだか。
さらには年末から、ちょっと手の掛かる、図面を描く仕事があって、年明けの1週間から10日辺りに締め切りのピーク。ブログを書く時間を取るのが難しくなりました。
ならば、この際と言うことで、ブログだけでなく、フェイスブックへの投稿も、ついでに5年ぐらい続けていたゲームの「キャンディクラッシュ」も一時休止してみました。我ながら極端から極端に走ったものですが、疲労回復の効果は抜群。
やっぱり就寝の直前までスマホ画面を見続けるのって、目にも頭にも負担だったんでしょうね。まず睡眠の質がかなり良化。20代の頃のような、「目を閉じる・開けるで、夜が朝に変わってる」みたいな熟睡ではないにしても、起きた時の爽快さが全然違います。
また、激減したスマホ凝視時間を埋めるように、昔読んだ本の再読を始めたところ、読みながらうたた寝、つまり昼寝もするようになり、さらに頭がスッキリ。この2週間で10冊以上を読了。紙の本を読むって、体にいいことだったんですね。
そうこうするうちに、体調面が戻っただけなく、書きたいネタも溜まってきて、意欲が湧いてきました。1ヶ月以上の休養が必要かと思ってたので、これはちょっと意外。
ということで、さすがに毎日更新はしませんが、「ネグロス島永住日記」をボチボチ再開したいと思います。
※「草枕」の一節
五年も十年も人の臀に探偵をつけて、人のひる屁を勘定して、それが人世だと思っている。そうして人の前に出て来て、お前は屁をいくつひった、いくつひったと、頼みもせぬ事を教える。(中略)うるさいと言えば猶々言う。よせと言えば益々言う。分かったと言っても、屁をいくつひった、ひったと言う。
ラベル:
難儀な日本人
場所:
フィリピン シライ市
登録:
コメントの投稿 (Atom)
親戚がネグロスにいまして、年に1度、年末にしか帰れないものですから、小生の親しみのある地の近況について知ることができる貴殿のブログを陰ながら楽しみにしておりましたため、何事かと思っておりました。今後とも小生は当ブログの更新を楽しみに拝読します。
返信削除ご愛読、ありがとうございます。
削除