2022年7月18日月曜日

やっと修理完了のMacBook Pro

 約一ヶ月前に、突然立ち上がらなくなった、愛用のラップトップ・パソコン、MacBook Pro。隣街の州都バコロドにあるアップル製品の専門店、iStoreに持ち込んでのドタバタ騒ぎの詳細については、「パソコン壊れた」を参照いただくとして、先週、やっと修理が完了しました。

パソコンをシンガポールに送って修理と書きましたが、そうではなく、修理に必要な補修パーツをシンガポールから送付。いくらフィリピンのメンテナンスが非効率的と言っても、さすがに部品さえあれば、自前で修理するぐらいの技術力はあるということですね。失礼しました。

さて、そのiStoreについてですが、私の知る限り、西ネグロスには3店舗あって、2軒がバコロドで、もう一軒がタリサイのいずれもショッピングモール内。ところが私が移住した9年前にオープンしたタリサイ店は、数年で閉店。これは立地が悪過ぎたんでしょう。iStoreだけでなく、モール自体が早々にシャッター街化して、コロナ禍がトドメを刺した格好。現在は、スーパーマーケットを除くと、大手資本の建材店などの数店しか営業していません。

その後、SMシティ・バコロドの拡張工事に伴って開店したのが、二軒目のiStore。ここでは移住後初めてのiPhoneを購入しました。そしてコロナ直前ぐらいのタイミングで、今回私が利用したiStoreがオープン。西ビサヤ地方最大の売り場面積を誇る、アヤラモールの3階にあります。ありがたいことに、ネグロスで唯一、アップル製品のみを受け付ける専門の修理部門が併設。

とは言うものの、やっぱり地方のネグロス島のこと。アップル製品を買えるほどの富裕層は限られているようで、内装は日本のApple Storeと遜色のないレベルでも、決して広くはない店内。そんな感じなので、修理依頼のお客さんも少ないらしく、事前予約制であることも相まって、いつ行っても同じスタッフと、ほぼマンツーマン。

それでなくても、気さくですぐ友達になる人が多いフィリピン。当然のように窓口担当の女の子とは仲良くなって、2回目以降ショートメッセージのやりとりは、ファーストネームの「エラ」で呼びかけてます。そのエラ嬢に、当初は、完了まで1〜2ヶ月はかかりますと脅かされてしまいました。

最長で2ヶ月かぁ。これはしばらくの間はイラスト描きは諦めるとして、このブログの執筆と、週一のイロンゴ語レッスンの宿題はどうしよう。宿題というのは、毎週の出来事をA4一枚に、日記というか週報っぽくイロンゴで書いて、レッスン前日にメッセンジャーで先生に送付。当日はそれを音読した後に、添削してもらうという形式です。

手書きでやって出来なくはないけど、私にも先生にも手間だし、ブログに至っては、最初から手書きの選択肢はありません。仕方なく息子のウインドウズ・マシンを使ってみたものの、20代の頃から慣れ親しんだApple製品に、完全順応した私の手と指。使いづらくてストレスが溜まる一方。一週間ほどで音を上げて、以降は老眼に鞭打ちながら、スマホでの投稿という次第。

ウインドウズに比べると、こちらは勝手知ったるiPhone。意外と早く慣れて、それほど苦にもならなくなりました。元々ブログはスマホで書くのが当たり前の人も多いし、偉そうに言うほどのことでもないか。

そして待つこと、まだ3週間。最短のはずだった1ヶ月にもまだ十日はある時期に、エラからのメッセージが届きました。「部品は届いたけど、キーボードが日本語表示じゃなかったんですよ〜、どうしましょう?」なんでキーボード交換の必要が?と思ったら、膨張してダメになったバッテリーが、何とキーボードと一体パーツ。

おそらく日本語表示キーボード搭載の機種なんて扱ったのは初めてで、アルファベットのみでオーダーしちゃったんでしょうねぇ。

もし「ダメ」と言ったらまた3週間か、下手するとそれ以上待たされることは間違いないので、納得はできないものの、修理のゴーサインを出しましたよ。実のところ、通常はBluetoothの日本語キーボードだし、入力はローマ字式なので、ほとんど不便はありません。

ということで、やっと手元に戻ってきた愛機。液晶画面には指紋ベタベタのままなのは、気分が良くないけど、難なく立ち上がって、バッテリーのせいでちゃんと閉まらなかった上ケースが、新品同様ピタッと収まって一安心。

マザーボードも交換だったので、メモリーはまっさらながら、外付けHDDにバックアップは取ってあるので大丈夫。ただ、500GBのストレージを9割ほど使ってたので、復旧には2時間以上かかりました。



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