もう10月も下旬で、日本では秋。さすがの酷暑も遠ざかった頃。それに対して、初夏〜盛夏〜梅雨の繰り返ししかないネグロスでは、この時期でも、天気が良ければすぐに30度越え。アイスクリームは、年中冷蔵庫のフリーザーに常備。バナナ同様、切らすと何となく落ち着かない。
日本では、気温が摂氏30度を超えると、アイスクリームの売れ行きが鈍化し、シャーベットやかき氷が好まれる傾向があるんだそうです。確かに、日本の蒸し暑さの中で、口の中にベトつきが残るアイスクリームより、さっぱりした後味のかき氷の方を食べたくなるのも分かります。
しかも、マイナス18度以下で保存のアイスクリームより、文字通り「氷温」0度のかき氷が、冷たく感じるのも不思議なところ。
しかも、マイナス18度以下で保存のアイスクリームより、文字通り「氷温」0度のかき氷が、冷たく感じるのも不思議なところ。
これって、世界共通の感覚かと思ったら、フィリピンではそうでもないらしい。少なくとも私の住むネグロス島・シライ市内では、そもそもシャーベットが市販されているのを、見たことがない。まったくないのか、本当はあるんだけど、売れないからお店にないだけなのかはよく分かりません。唯一見かけるのは、ハロハロの中に遠慮がちに入っているぐらい。
一応、日本から手回しの家庭用かき氷機を、引っ越し荷物に入れて持参。移住後もたまに作ってました。ところが、自宅かき氷文化がないご当地。シロップを売ってない。いろいろ探しましたが、かき氷に掛けられるアイテムは、練乳(コンデンスミルク)ぐらいしか見つかりません。
角氷を入れてガリガリ
氷菓の場合、甘みを控えると全然味がしないので、練乳だけだと、かなり大量に使うことに。これではせっかくの「さっぱり感」がなく、アイスクリームと大差がなくなってしまう。なので最近は、せっかく海を越えてお供してきた、かき氷機も、食器棚の奥に仕舞われたままでした。
ところが昨日、何のきっかけだったか、「かき氷、シロップ」で検索したら、クックパッドにレシピが。レシピというほどのものでもなく、砂糖を等量の水を鍋で煮るだけのこと。投稿者も「コツ・ポイント、何もなし」と書くぐらい、これ以上はないシンプルさ。敢えて言うなら、水・砂糖1カップづつに塩を小さじ一杯加えるぐらい。
さっそくやってみました、手作りシロップ。ネグロスのブラウンシュガーなので、透明ではなく、茶色いシロップが出来上がり。何の香りもしないけど、確かにかき氷の味ですね。代用品としては十分過ぎるほどの再現度。これなら、練乳を少しかけるだけで、雰囲気は出ます。
ちなみにこの投稿を書くに当たって、調べてみたら、かき氷は英語でシェイブド・アイス(Shaved Ice)。シャーベットじゃなかったんですね。シャーベットは、果汁などを凍らせたもの。なるほど。
ということで、今日も晴れて暑いネグロス島。早速お一人様かき氷!と思ったら、朝から下痢。なんでそうなるかなぁ?(泣)
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