2018年10月12日金曜日
セブ土産は納豆で決まり
前回に続いて、今日もセブ出張のお話。
セブへ行くと、ほぼ必ず立ち寄るのが、以前にも書いた、町屋マート。小さなコンビニ程度の店内は、日本から運ばれた、食材や薬品、雑誌などがずらりと並びます。だいたい買うものも決まっていて、ネグロスの州都バコロドでは手に入らない、梅干し、乾燥ワカメ、味覇(ウェイパー)などなど。最近は、なぜか味噌の供給が滞っているので、今回はマルコメ味噌を二袋。
また、家内のお気に入りは、シャウエッセン(ソーセージ)。フィリピンでは、ソーセージと言えば、いかにも食紅を大量に使いました、というような真っ赤なものがほとんど。お弁当にも使ってるし、不味いとは思わないけれど、ちょっと味付けがお子様テーストに寄り過ぎなんですよ。
そして、今年小学校6年生の息子は、いつでもブレない納豆好き。生まれたのは横浜の病院でも、1歳になる前に大阪へ引っ越し、その後はずっと関西住まい。ところが、移住前の最後の半年ほどを過ごした福岡の小学校。お昼に出された納豆が、なぜか気に入って、それからというもの、毎日でも納豆が食べたい。私も決して嫌いではありません。
さすがの日本食ファンの家内も、これだけはどうしても受け入れられず。私と息子が、2人でズルズルと納豆を食べている間は、テーブルの真ん中に国境線が引かれたような状態になります。
今回も、日本食材ばかり4000円ぐらいのお買い物。セブから帰るといつも思うのは、町屋マートのようなお店が、バコロドにもできないかということ。
とは言っても、長期滞在や永住者が1万人以上もいるマニラと違い、それほどたくさんの日本人がいないビサヤ諸島。その中で、ほぼ唯一、日本人向けの食材だけでビジネスが成り立つのは、フィリピン第二の都市セブぐらいでしょうね。
この頃は日本食レストランも少しづつ増えているバコロド。中流レベルの家庭ならば、日本の味に興味を持つ人は少なくない。値段を半額ぐらいに抑えられたら、地元の人も買いに来てくれると思いますけど、まぁ、無理だろうなぁ。
ちなみにバコロドでも、ゴールデンカレーやバーモントなどのルー、ほんだし、紙パック入りの豆腐、お好みソースに、各種インスタントラーメンは、高級食材としてモール内のスーパーマーケットで売ってます。それに比べても、韓国食材の品揃えがはるかに豊富なのは、羨ましい限り。韓国人は多いですからね。
観光地もだいたい見てしまったし、何をするにも割高なリゾートに行く気はしない。結局、私にとってのセブは、一時帰国の気分にちょっとだけ浸れる街、という感じになっております。
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