2018年10月2日火曜日

人生の撤退戦 予告編



この上なく私事ながら、私の誕生日は10月3日。日本だったら金木犀が匂い立ち、暑さもすっかり和らいで、朝夕肌寒くなる時期。学校では運動会の季節ですね。でもフィリピンでは相変わらずの天候で、特に涼しくなるわけでもなく、ブーゲンビリアは咲き乱れ、隣の空き地では水牛が草を食んでいる。

ネグロスに移住してから、早や6回目の誕生日で、もう56歳。還暦がジワジワと迫っております。とは言え、若い頃に想像していたのとは違い、体力や頭の衰えはそれほどでもありません。私に限らず、今時の50代・60代って、ちっとも老人って感じがしないですからね。

むしろ、あまりの落ち着きのなさに、我ながら呆れているほど。性格が丸くなるどころか、しょっちゅう腹を立ててるし、このブログに訳わからんコメントしてくるオッさんとは、よく喧嘩してます。

その上、嬉しがりでお喋り。おかしいなぁ、昔から、高倉健さんとか、三船敏郎さん、松田優作さんに、原田芳雄さんなど、どちらかと言うと無口で渋い役柄が似合う俳優さんが、私のヒーローだったんですけど。やっぱり人間って、自分にないものを求めるものなのか。

ちなみに「宇宙戦艦ヤマト」の艦長、沖田十三の年齢設定は52歳。さすがに近作の「2199」では57歳に引き上げられたものの、それでも今の私と一つしか違わない。ほんまかいな?


また、宗教のことをよく書くせいか、石部金吉のごとき超真面目な人物だと、思いっきり誤解してる方もおられるようです。実態は、美女イラストの資料探しを口実に、毎日セクシーな女性写真の検索に怠りなし。歳甲斐もない、ただの助平オヤジですがな。

そんな感じで、20〜30代の頃から、頭の中身はあんまり成長してない気もします。それでも、56年も生きてると、人並みにいろいろありました。やっぱり誕生日には、思い出すことも多い。

そこで今年の誕生月には、私にとっての三大事件、離婚退職移住を、「人生の撤退戦」と銘打って、振り返ってみたいと思います。ただ、自分の思い出話だけではなく、フィリピンだったらどうなのか、という切り口は忘れずに盛り込んでいきますよ。


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